産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営するポケットマルシェは、小学生の夏休みの自由研究をサポートする「ポケマル自由研究サポート」を開始した。食材とzoomでのレクチャーが一体となった商品で、レクチャーは7月21日より順次開催される。
同サービスは、生産者を先生として採用し、食や一次産業、環境問題に関する子供たちの理解を深め、関心を向上させることを目的としている。
生産者によるオンラインレクチャーと、レクチャーで使用する食材がセットとなっており、価格は3000円(税込/食材送料別)。レクチャー方法として、Zoomを使用(複数人への一斉実施を想定)。ポケットマルシェから対象商品を注文しておく必要がある。
小学生の夏休みの宿題として代表的なものに「自由研究」があるが、小学生の子供を持つ保護者を対象とした調査では、最も不安な要素として、半数の保護者が「子供が自分の力でやりきれるかどうか」、22.8%の保護者が「親がどういうサポートをしたらよいか」と回答している。
そこで同社は、食に関して豊富な知識を持っている生産者と子供たちを直接つなぐことで、自由研究の進め方に悩む家庭をサポートできるのではと考え、同サービスを開始した。
同サービスでは、教師経験のある生産者を含む3名の生産者が、小学生を対象に夏休みの自由研究のサポートを実施。ただ正解を教えるだけではなく、子供が自身で食や一次産業について考えを深める機会を提供するものになるという。
具体的には、ヨーグルトと寒天培地を使ったお茶の抗菌実験、花生と枝豆の生態について知る植物の成り立ちのふしぎ、野菜から考えるゴミ問題の提起といった3つを用意する。