十数年前の主力CPUであるPentium 4が、Windows 11の「PC正常性チェック」をクリアし、インストールできてしまったという“事件”が海外で話題だ。
これはあるユーザーが、十数年前に現役だったPentium 4マシンで、Windows 11の「PC正常性チェック」を実行したところ、なぜか問題なしと判定されたというもの。本来、Windows 11は、原則としてIntel CPUは第8世代Core以降、AMD CPUはRyzen 2000シリーズ以降を搭載したPCのみをサポートしており、この判定は明らかに間違いだろうと思いきや、実際にインストールを行ったところ動作してしまったというから驚きだ。このことから分かるのは、MicrosoftはWindows 11のインストール可否についてNGリスト方式を採用しており、そこから漏れたCPUはインストール可能と判定されてしまう場合があるということ。今回のPentium 4は遅かれ早かれ修正されるだろうが、今後もマニアックなCPUが正常性チェックをすり抜ける可能性はありそうだ。