富士通クライアントコンピューティング株式会社(FCCL)は、一体型PC「ESPRIMO FH」シリーズおよびデスクトップ「ESPRIMO DH」シリーズの2023年夏モデルを発表した。
ESPRIMO FHシリーズ
一体型PCのESPRIMO FHシリーズでは、27型モデル「FH90/H2」を7月中旬に発売する。実売予想価格は30万円前後の見込み。
FH90/H2は、FHシリーズにおける従来の27型と23.8型モデルの長所を兼ね備えたモデルで、大画面で高音質でありながら、リビングなどに置きやすいシンプルなデザインを採用したという一体型PC。
WQHD(2,560×1,440ドット)表示対応の27型TFT液晶や、Dolby Atmos対応でツイーター搭載の2+2chステレオスピーカーを搭載するほか、4辺狭額縁で省スペース筐体のデザインで、モニター下にキーボードやマウスを収納できるスペースが設けられている。
また、重量が旧27型モデル(約13.3kg)と比べて約8kgと軽量化を実現しているほか、静音のマウス/キーボードを採用。地上デジタル/BS/CS 110度放送対応のダブル録画TVチューナーを内蔵し、モニターの左下にはヘッドフォン端子とUSB 3.0を備えた収納式フロントポートを装備する。
主な仕様は、CPUがCore i7-1260P、メモリが16GB DDR4-3200(最大64GB)、ストレージが512GB SSD(PCIe 4.0対応)+1TB HDD、Blu-rayドライブ(BDXL対応)、Windows 11 Homeなど。
インターフェイスは、USB 3.1 Type-C、USB 3.1×2、USB 3.0、HDMI×2(入出力各1基)、2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1、約92万画素Webカメラ(顔認証対応)、SDカードスロット、音声入出力などを備える。本体サイズは616×189×437~438mm。
ESPRIMO DHシリーズ
ESPRIMO DHシリーズでは、デスクトップ「WD2/H2」とミニPC「WD1/H2」を6月下旬に発売。旧モデルからの変更点として、CPUに第13世代Core i7を搭載するほか、Office Professional 2021も付属する。
WD2/H2は、Core i7-13700を選択可能で最大64GBメモリや最大2TB SSDを搭載可能。またWD1/H2は、Core i7-13700T、最大32GBメモリ、最大1TB SSDを装備できる。
コメント