ソニーが2023年4月に発売した動画撮影特化カメラ「VLOGCAM ZV-E1」は、フルサイズセンサーを搭載しつつ小型&軽量なボディを実現し、非常に機動力の高いカメラに仕上がっています。そんなVLOGCAM ZV-E1をソニーから借りられたので、まずは外観やグリップ感を徹底的にチェックしてみました。
VLOGCAM ZV-E1/E1L | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
https://www.sony.jp/ichigan/products/ZV-E1/
今回は、ズームレンズ「FE 28-60mm F4-5.6」が付属したレンズキットを借りました。レンズキットにはVLOGCAM ZV-E1とFE 28-60mm F4-5.6の他にバッテリー「NP-FZ100」、ウィンドスクリーン、ストラップが付属しています。
VLOGCAM ZV-E1を正面から見るとこんな感じ。
マウントはEマウントで、35mmフルサイズの裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載しています。
背面には親指で操作できる位置に各種ダイヤルやボタンが並んでいます。液晶モニターはタッチ対応で、画素数は103万6800です。
液晶モニターはクルッと回転可能。
以下のように液晶モニターを正面に向けて自撮りに特化させることも可能です。
左側面には各種端子を搭載。
カバーを開くと、マイク端子、USB Type-C端子、SDカードスロット、HDMIマイクロ端子、ヘッドホン端子が現れます。各カバーは開いた状態で固定できるので各種ケーブルを挿入する際に便利。
右側面にはボタン類は搭載されていません。グリップ部分は滑り止め加工されています。
天面にはマルチインターフェースシューや撮影モード切替スイッチ、シャッターボタン、電源ボタンなどが搭載されています。
底面にはバッテリースロットと三脚穴を搭載。三脚穴は前方寄りの位置に空いています。
バッテリーは他のソニー製カメラでも使われている「NP-FZ100」を使用可能です。
バッテリーを入れた状態の重さは実測で490gです。
編集部で毎日使われているパナソニック製カメラ「GH6」と並べるとこんな感じ。VLOGCAM ZV-E1はフルサイズセンサーを搭載しているにもかかわらず、マイクロフォーサーズセンサーを搭載しているGH6と比べても圧倒的にコンパクトです。
ただし、コンパクトさを重視したためかグリップも小さくなっています。
また、コンパクト過ぎて小指が余るため、手の大きい編集部員は「別売りのグリップが欲しくなる」と述べていました。
FE 28-60mm F4-5.6を装着するとこんな感じ。
バッテリーを挿入してFE 28-60mm F4-5.6を装着した際の重さは650gです。
VLOGCAM ZV-E1にFE 28-60mm F4-5.6を装着して撮影したムービー作例は、近日公開予定です。
なお、VLOGCAM ZV-E1にFE 28-60mm F4-5.6がセットになったレンズキットは、Amazon.co.jpでAmazon公式から税込32万9000円で販売されています。
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