アンカー・ジャパンは4月19日、「Anker Power Conference」と題し、今年10周年を迎えたアンカー・ジャパンの2023年春の新製品発表会を開催した(関連記事参照)。本稿では充電器、モバイルバッテリーなど発表された製品を紹介していく。
カーチャージャーは2種類、67W出力対応モデルもあり
カーチャージャーの新製品は2種類。合計最大52.5W出力のAnker 323 Car Chargerは2ポート出力でUSB Type-Cは最大30W、Type-Aは最大22.5W。4月19日発売で価格は2990円。
3ポートを持つAnker 535 Chargerは最大67W出力。こちらはUSB Type-Cは最大67W、Type-Aは最大22.5Wとなり、充電に対応するノートPCはぐっと増える。発売時期は2023年夏頃、価格は4490円。
USBハブはType-C機種が登場
USBハブでは、HDMIやイーサネットなど合計12ポート備えたAnker 575 USB-C ハブ(12-in-1,Dual HDMI,DP)と、MacBookに最適化した合計10ポートのAnker 563 USB-C ハブ(10-in-1,Dual 4K HDMI,for MacBook)の2つの新製品を発表した。
発売はどちらも6月上旬で、価格はそれぞれ 575 USB-C ハブが1万9990円、563 USB-C ハブが1万6990円となる。
ポータブル電源は「SOLIX」シリーズへ
ポータブル電源はこれまで「PowerHouse」シリーズという名前で展開してきたが、今後はスペイン語で太陽を意味するソルを語源とする「SOLIX」というシリーズ名で展開、今回はソーラーパネルのみ新製品が発表されたが、今後ソーラーパネルとの連携を高めていく。
今回発表の持ち運び式400W出力のソーラーパネルSOLIX PS400 Portable Solar Panelは、大容量ポータブル電源へ接続して充電ができる。発売は6月中旬で価格は10万9900円。
なお、今後のポータブル電源の新製品は順次投入されるとのこと。小型ながら高出力のタイプなど多彩な出力の新製品が用意される予定だという。
クリアな音声収録用のワイヤレスマイク
音声収録を想定したワイヤレスマイク AnkerWork M650 Wireless Microphone は4月19日発売で価格は3万4990円。iPhoneと一体化できるレシーバーと、円形のマイクが2つ、そして充電ケースのセットとなる。マイクには交換用カバーが付属し、カラーバリエーションを楽しむことができる。
独自技術のVoiceShieldにより周囲の雑音を低減し、TrueLinkによって高い接続安定性と低遅延でずれのない自然な音声収録ができるという。
カラーはメタリックブラックとパールホワイトの2色で、メタリックブラックは数量限定でAmazonポイント10%還元のキャンペーンを実施中だ。
空間オーディオに対応したポータブルスピーカー
Soundcore Motion X600は空間オーディオに対応したポータブルHi-Fiスピーカー。アンカーによればトップにスピーカーを搭載したBluetoothスピーカーにおいて、空間オーディオに対応したのが世界初だとしている。
独自の空間オーディオアルゴリズムと5つのドライバーによって多方向から降り注ぐような立体音響を実現している。発売時期はカラー別に異なり、スペースグレーは5月下旬、グリーンとブルーは夏頃の予定。価格は1万9990円。