アンカー・ジャパン株式会社は19日、東京都内で新製品発表会を開催した。本記事では、発表会で紹介された同社の新施策「Anker for BUSINESS」や「Type-CならAnkerプロジェクト」などをお伝えする。
同発表会で登場した新製品は、充電器、モバイルバッテリ、Bluetoothスピーカー、USB Type-Cドックなど。詳報は各記事を参照されたい。
法人向けに自動見積もり機能などを備えたECサイト「Anker for Business」
Anker for Businessは、法人でまとまった数量の製品を導入するケースなどに対応するECサイト。従来の「Anker Japan公式サイト」との差異は、一定数以上の注文で割引のある「法人価格」での注文が可能、見積書を自動で発行できる、見積書発行から支払いまでがワンストップで完結するなどの差異がある。
なお、注文合計数が50点以上、もしくは価格が50万円以上の場合はメールでの後日対応となる。
アンカー・ジャパンは、さまざまな企業との協業や地方自治体との防災に係る協定締結など、法人ユーザーとの取り組みも強化しており、今回の法人向け新ECサイトも取り組み強化の一環という。
Type-C端子へ統一による利便性向上「タイプCならAnker」プロジェクト
EUで2022年に可決された「2024年秋までスマートフォン等の電子機器の充電端子をUSB Type-Cに統一する」議案を受けてスタートしたプロジェクト。
同プロジェクトでは、規格の統一や充電器の高出力化による利便性の向上や、充電関連製品の規格を統一することによる環境負荷の削減などを目指す。
第1弾として、現在使用しているUSB Type-Aポート搭載製品や処分に困っている充電関連製品などを全国のAnker Storeに持ち込むと、USB Type-C搭載の充電関連製品が持ち込み当日に限り10%引きとなる施策を実施する。
外装パッケージや付属のケーブルなどが欠損している製品や、故障、破損している製品、Anker以外の他社製品も回収の対象となる。
なお、ポータブル電源やケーブル、USBハブ、ワイヤレス充電器、電源タップは回収の対象外となり、下取りは1人5個まで。
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