再生速度を上げて動画を視聴するのは若い世代に限ったことではなく、60~79歳でも経験者が一定の割合を占めていることが調査で明らかになった。
これは、60~79歳の300人を対象に、ITツール比較サイト「ストラテ」が行った調査で明らかになったもの。およそ3分の1にあたる計34%が、録画した番組やYouTubeなどのネット動画を再生速度を上げて視聴している/視聴することがあると回答したという。「多くの番組で」もしくは「基本的にすべての番組で」といった高頻度のユーザーも計11%を占めており、一定数のユーザーにとっては再生速度を上げての視聴は習慣化しているといえそうだ。コンテンツの再生速度を上げて視聴する習慣は若い世代に多いものとする風潮があるが、今回の結果を見る限りでは必ずしもそうではなく、広く浸透しつつある可能性はありそうだ。ちなみに、録画した番組をほぼ倍速で見ると回答した割合は男性よりも女性が多かったとのことで、今後はほかの属性と掛け合わせての分析も進むのかもしれない。