ヌートバーと「対照的な成績」 WBC韓国代表エドマンに韓国メディア辛辣「役に立たなかった」

J-CASTニュース

   韓国メディア「OSEN」(WEB版)が2023年3月23日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に韓国代表として出場したトミー・エドマン内野手(カージナルス、27)の特集記事を公開した。

   韓国系アメリカ人のエドマンは、初の韓国代表アメリカ人選手として注目を集めた。1次ラウンド初戦のオーストラリア戦、第2戦の日本戦では「1番・セカンド」で、第3戦のチェコ共和国戦は「9番・セカンド」で先発出場。最終戦の中国戦は欠場した。チームは2勝2敗で1次ラウンド敗退した。

  • エドマン選手(写真:CTK Photo/アフロ)

    エドマン選手(写真:CTK Photo/アフロ)

  • エドマン選手(写真:CTK Photo/アフロ)

1次ラウンドでスランプに陥ったと指摘

   1次ラウンドでは3試合に出場して11打数2安打、打率.182、2打点だった。21年にナ・リーグのゴールドグラブ賞を受賞していることから守備には定評があったが、日本戦ではセカンドゴロを処理した際、1塁に悪送球し失策を記録。攻守にわたり精彩を欠いた。

   OSENは、エドマンは1次ラウンドでスランプに陥ったと指摘した。

   最も重要なオーストラリア戦と日本戦ではトップバッターとして期待されたが、チャンスを演出することができなかったと解説。さらに守備でも不安を見せ、攻撃と守備の両方において代表チームを率いたイ・ガンチョル監督(56)の役に立たなかったと評した。

   同メディアは、カージナルスの同僚で日本代表としてWBCに出場したラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス、25)とエドマンを比較し、両者のWBCでの成績が対照的だったと評した。

   ヌートバーは1次ラウンド全4試合に「1番・センター」で先発出場し、全ての試合でヒットを記録。準々決勝、決勝ラウンドでも「1番・センター」で先発出場を果たし、WBC全7試合で打率.269、4打点をマークし、出塁率は.424と高い数字を残した。

   ヌートバーはムードメーカーとしても侍ジャパンに貢献し、ヒットを打った際に胡椒を挽く動きをする「ペッパーミル」パフォーマンスがチームに定着。球場では本物のペッパーミルを買って応援するファンも見られた。

   OSENは、ヌートバーはエドマンと異なりWBCで活躍し、日本の野球ファンの愛をたっぷり受けて優勝を果たしたと伝えた。ヌートバー、エドマンともに所属するカージナルスのキャンプに合流し、開幕戦に向けて調整している。

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