東京都多摩市の恵泉女学園大学が、2024年度以降の学生募集を停止し、閉学すると発表しました。入学者の定員割れが続いており、経営が困難になったことが理由とのことです。
1988年に開学し、22年5月時点の学生数は約1000人で、新入生は定員の56%程度だったそうです。
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ついに私立大学が消滅する時代に突入したようです。
同校で教鞭をとった先生はショックをうけています。
大学には「2018年問題」というものがありました。2018年を境に進学者の減少が予想されるいいたため、今後多くの大学で定員割れが起き、私立だけではなく、国公立大学などでも潰れる所が出てくると懸念されていましたが、大学側は様々な施策を打って回避してきました。
いよいよ到来する大学の「2018年問題」とは ベネッセ教育情報サイト
一方、留学生を頼りにしている大学も多いです。
なんらかの都合で生きながらえている大学もあるようです。
大学どころか高校も定員割れが目立ってきました。
伝統公立校ですら定員割れという報道もあります。
足りない足りないと言われてきた保育所ですら定員割れが顕在化してきています。(ただし近所にないと意味がないという批判はあるようです)
供給者側の理屈が通ってきた業界ですが、今後は淘汰の波にもまれるのでしょうか。