ガリガリ君が20年ぶりにリニューアル、一体何が変化したのかリニューアル前と食べ比べてみた

GIGAZINE
2023年03月02日 04時00分
試食



赤城乳業のガリガリ君シリーズが「素材・製法のこだわりをもっと伝える」という狙いで、約20年ぶりに「ガリガリ君ソーダ」「ガリガリ君コーラ」「ガリガリ君グレープフルーツ」といった主要商品のパッケージおよびアイスのリニューアルを行いました。一足早くリニューアルした「ガリガリ君ソーダ」をゲットしたので、リニューアル前のガリガリ君と食べ比べてみました。

「ガリガリ君ソーダ」、約20年ぶりのリニューアル!|赤城乳業株式会社
https://www.akagi.com/news/2023/230302.html

リニューアルした「ガリガリ君ソーダ」のパッケージは3種類。おなじみのキャラクターや清涼感のあるカラー、冷たさを感じるイラストなどは従来通りとなっています。


リニューアルしたパッケージ(以下の画像左)を従来のパッケージ(画像右)と比較すると、リニューアルしたパッケージには「こだわり抜いた氷の粒」という表示が追加されているのが分かります。また、キャラクターのガリガリ君の口の中にある氷が、従来のパッケージよりもキメ細かになっています。


原材料を確認してみたところ、リニューアル前後で変化はありませんでした。内容量も105ミリリットルで全く同じ。


栄養成分表示では、リニューアル後(画像左)の炭水化物が16.8グラム、食塩相当量が0.042グラムとなっているのに対し、リニューアル前(画像右)では炭水化物が16.9グラム、食塩相当量が0.04グラムとわずかに違いが見られました。


また、リニューアル後のパッケージ裏には「ガリガリ君おいしさのヒミツ!」として、ガリガリ君の製法とこだわりが記されています。ガリガリ君を製造・販売している赤城乳業が2022年6月に消費者調査を実施した結果、おいしさや知名度で前向きな感想が寄せられた一方で、ガリガリ君の素材・製法のこだわりを理解しているという意見は少なかったとのこと。そのため、ガリガリ君のこだわりがより伝わるように、アイスとパッケージのリニューアルを行ったそうです。


袋から取り出してみると、なじみのある爽やかな水色のアイスが登場。リニューアル後とリニューアル前を並べてみましたが、外観では従来との変化は分かりません。


アイスのサイズは実測で9cm程度。


ナイフでカットして断面を並べて比較してみたところ、リニューアル後(画像左)の方が、リニューアル前(画像右)よりも氷が荒削りになっているのが分かります。


「リニューアルでは、かき氷の氷を粗く削り、大きい氷の割合を増やし、従来よりも爽やかな後味にしました」とのことですが、実際に食べてみると、全体の食感では従来のガリガリ君はザラザラしたアイスをザクザク食べていく一方で、リニューアル後のガリガリ君は比較的中身のかき氷の食感がフワッとしているような印象を受けました。また、氷の粒に関しては、従来のガリガリ君はごろっとした大きな氷の粒が混ざっているように感じた一方で、リニューアル後のガリガリ君は少し大きい氷の粒が多数ちりばめられているような食感で、細かい氷のスッキリした清涼感が増した後味になったように感じました。


リニューアルした「ガリガリ君ソーダ」「ガリガリ君コーラ」「ガリガリ君グレープフルーツ」は、希望小売価格はどれも税込76円で、2023年3月中旬より発売予定です。

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