「全然買えません」WBCユニ売り切れ続出でミズノ謝罪 「明らかに個人使用の枠を超える機械的な大量購入」も

J-CASTニュース

   スポーツ用品メーカーのミズノは2023年2月14日、3月に行われるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表ユニフォームの予約販売で売り切れが相次いだとして謝罪した。同社は「明らかに個人使用の枠を超える機械的な大量購入」があったとして、一部商品のオーダーを取り消し、抽選販売に切り替えるとした。


  • 侍ジャパンユニフォーム「売り切れ続出」にミズノが謝罪(ミズノ公式サイトより)

ガイドライン守った購入者には「確実にお届けします」

   ミズノは今大会の日本代表の公式ユニフォームを手がける。2月10日から同社のオンラインショップで、選手の背番号・ネーム入りのユニフォームや公式グッズなどの予約販売をはじめた。これらのグッズについては「WBCの日本の初戦(3月9日)までにお届けできるよう調整している」としていた。

   しかし、10日に予約が始まると、SNS上の野球ファンから「会計まで行って買えませんでした」「全くサイトに繋がらん」「全然買えません…悲しいです」「売り切れ早すぎる……こんなん仕事してたら無理に決まってますやん…」と、ユニフォームなどの商品を買えなかったとする報告が相次いだ。

   ミズノは14日、「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC アイテム購入混乱のお詫びと今後の対応について」と題したお知らせを公式サイトに掲載。今回の予約販売で利用者に「ご迷惑をおかけした」として、「深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

   同社は「2023 WORLD BASEBALL CLASSICを楽しみにされておられる皆様に、更に喜んでいただけるよう、商品の企画や準備を進めてまいりました。数量に関しましても十分に準備をしておりました」としつつ、「明らかに個人使用の枠を超える機械的な大量購入があった」ことから、売り切れが続出したと説明した。

   こうした事情を受け、3月に発送されるオーセンティックユニフォームについては「お一人様1点の購入ガイドラインに該当されない方のオーダー取消し」を行い、抽選販売に切り替えるとした。なお、ガイドラインを守って購入した利用者については「(商品を)確実にお届けします」としている。

   また、3月発送のレプリカユニフォームについては、一部選手分の追加販売を実施すると説明。ただ、納期は「侍ジャパンの初戦には間に合わない可能性」があるとした。

   14日現在、フリマアプリ「メルカリ」では、大谷翔平選手のWBCユニフォームとみられる出品例が複数確認できる。

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