韓国球団なぜ日本経由で助っ人獲得? 「成功の可能性高い」元NPB選手の優位性、韓国メディア分析

J-CASTニュース

   韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)が2023年2月13日、韓国プロ野球の外国人選手の特集記事を公開し、日本球界を経験した外国人選手の「優位性」を独自に分析した。

   同メディアは日本の球団から2選手を獲得した国内球団ハンファ・イーグルスに注目した。ハンファは昨オフ、元西武ライオンズのバーチ・スミス投手(32)とブライアン・オグレディ外野手(30)を獲得。スミスは先発、オグレディは4番候補として期待されている。

  • ブキャナン投手(写真:Penta Press/アフロ)

    ブキャナン投手(写真:Penta Press/アフロ)

  • ブキャナン投手(写真:Penta Press/アフロ)

元NPB選手は好成績を残した事例が多い

   スミスは昨季20試合に登板し1勝4ホールド1セーブ、防御率3.29の数字を残した。西武在籍はわずか1年でオフに自由契約となった。

   一方のオグレディは123試合に出場し打率.213、15本塁打、46打点を記録。規定打席に到達するなど主力として出場したが、スミス同様に1年でチームを去った。

   記事では日本で目立った成績を残せなかったスミス、オグレディをハンファが獲得した理由を説明した。

   韓国リーグよりもレベルの高い日本のリーグに適応したことを踏まえ、ハンファは「成功の可能性が高い」と判断した。別の表現を用いるならば「失敗する確率が低い」と判断したと解説した。そして日本球界を経験した選手が必ずしも成功するわけではないが、好成績を残した事例が多いとした。

   現在、韓国リーグ最高と評価されるサムスン・ライオンズの外国人3選手はいずれも日本球界を経験している。デビッド・ブキャナン投手(33)、アルバート・スアレス投手(33)は元ヤクルト、ホセ・ピレラ外野手(33)は広島に所属していた。

   20年にサムスン入りしたブキャナンは移籍1年目に先発として15勝をマーク。翌21年には16勝を挙げ最多勝利のタイトルを獲得した。ピレラは昨季、打撃部門で複数のタイトルを争い、打率.342、28本塁打、109打点を記録した。

   昨季リーグ最下位だったハンファはサムスンのこのような成功事例を理想としているという。同メディアによると、スミスとオグレディは米アリゾナキャンプに参加し順調にチームに適応している。

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