LTE対応ドローン「ANAFI Ai/ANAFI USA」をNTTイードローンが提供開始、遠方・広範囲の空撮に力を発揮 

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ANAFI Ai

 株式会社NTT e-Drone Technology(NTTイードローン)は、仏Parrot製の空撮用ドローン「ANAFI Ai」および「ANAFI USA」の提供を開始した。本体価格はそれぞれ54万5000円と100万円。操作方法の講習やサポートのオプションサービスも提供するほか、レンタルも行う。

 ANAFI AiおよびANAFI USAは、災害対策や業務用の空撮に使用されるドローンで、NTTイーロドーンによれば、世界初の量産型LTE対応ドローン。LTE対応により、従来のWi-Fi対応機よりも遠方まで飛行可能で、より広範囲の空撮が可能だとしている。両機ともIP53準拠の防塵・防水性能を備え、ANAFI Aiは4800万画素のカメラ、ANAFI USAは赤外線カメラを備える。

 また、ANAFI USAは米国政府機関に納品するために必要な厳しいサイバーセキュリティ対策が講じられた製品で、電源オンから1分に離陸可能なことも特徴だという。

 両機とも、オプションとして、ANFI Aiに関する基礎的な知識と操作方法、Parrot Free Flight7アプリを用いたLTE上空利用の利用方法を学べるANAFI Aiマスター講習を3人まで10万円、4人目以降は2万円で受講できる。ほか、DIPS2.0(ドローン情報基盤システム)のアカウント取得から飛行計画通報までサポートするサービスを2万9800円で提供する。

 ほか、災害時利用、業務利用のどちらの場合においても、不具合などで飛行させることができない場合に、翌営業日に代替機を発送するサービス「先出センドバック」も提供。ANAFI Aiは8万円、ANAFI USAは15万円となる。

 レンタルも可能で、料金はANAFI Aiが14日間で15万円、30日間で25万円、90日間で40万円。ANAFI USAは14日間で20万円、30日間で30万円、90日間で60万円。

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