Twitterの1日当たりの収益は前年比で40%も減少し広告主のトップ500社以上が広告支出を一時停止したことが明らかに

GIGAZINE
2023年01月19日 13時00分
ネットサービス

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Twitterは2022年10月にイーロン・マスク氏がCEOに就任して以降、広告主が離れて収益が悪化していることが報じられています。海外メディアのThe Informationによると、Twitterの上級マネージャーは従業員に対して1日あたりの収益が前年比で40%減少したと述べ、危機的状況を強調したとのことです。

Over 500 advertisers have paused spending on Twitter- The Information | Reuters
https://www.reuters.com/technology/twitters-revenue-down-40-year-over-year-platformer-reporter-2023-01-18/

Twitter Manager: Daily Revenue Has Dropped 40%, 500 Top Advertisers Have Left — The Information
https://www.theinformation.com/articles/twitter-manager-daily-revenue-has-dropped-40-500-top-advertisers-have-left

Twitter hit by 40% revenue drop amid ad squeeze, say reports | Twitter | The Guardian
https://www.theguardian.com/technology/2023/jan/18/twitter-revenue-drop-advertising-squeeze-elon-musk

A Twitter ad executive reportedly told employees that Q4 revenue fell 35% from a year earlier
https://finance.yahoo.com/news/twitter-ad-executive-reportedly-told-194348859.html

マスク氏はTwitterのCEOに就任した後、過去に凍結されたアカウントの大規模な凍結解除を実施したほか、コンテンツのモデレーションに関わる人員を含めた大量解雇を行いました。その結果、Twitterにはさまざまな変化が生じており、日本では政治的なトレンドが減少したことや、インドでヘイトスピーチが増加したことなどが報じられています。

イーロン・マスクのTwitter改革によって「日本で政治的なトレンドが減少」「インドでヘイトスピーチが増加」など世界中で変化が生じている – GIGAZINE


Twitterは売上の90%以上を広告収入に依存しており、広告を収益の柱としている企業です。ところが、言論の自由を重視するマスク氏のCEO就任により、Twitterが無法地帯化することを恐れた広告主が広告出稿を次々に停止する事態となってしまいました。2022年12月には、ワールドカップ関連の広告収入が見通しを80%も下回っていたことが明らかとなっています。

Twitterのワールドカップ関連広告収入が予想を80%も下回っているとの報道 – GIGAZINE


The Informationに証言したTwitter社内の人物によると、Twitterの上級マネージャーは従業員に対して2023年1月17日(火)の収益が前年同日比で40%も減少したと伝え、広告ビジネスが危機に直面していることを強調したとのこと。

また、2022年の第4四半期収益が10億2500万ドル(約1317億円)と内部目標のわずか72%にとどまり、前年同期比で約35%減少したことも報告されました。Twitterのグローバルセールス&マーケティング責任者を務めるChris Riedy氏は、Twitterは2023年第1四半期に7億3200万ドル(約940億円)の収益を期待しているそうですが、この数字は前年同期から39%減っているとのことです。

Twitterの広告ビジネスに携わるエンジニアリングマネージャーのSiddharth Rao氏も、17日のスタッフミーティングにおいて、マスク氏のCEO就任後に500社以上の主要な広告主が広告出稿を一時停止していると伝えました。イギリスの大手新聞・The Guardianは、高級車メーカーのアウディや新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンを開発したファイザーなどが、Twitterへの広告出稿を停止していると指摘しています。

広告収益の悪化に苦しむ中でTwitterは代替となる収益減を模索しており、有料サブスクリプションのTwitter Blueを刷新して展開。また、「@」から始まるユーザー名をオークションで販売する計画もあるとのこと。

Twitterがユーザー名をオークションで販売することを計画中、マスク氏は「15億のユーザー名を解放したい」と過去に発言 – GIGAZINE


しかし、Twitterは世界各地のオフィスの賃料を滞納するほどの状況となっており、シンガポールのアジア本社では従業員が退去を命じられたことも報じられています。

Twitterアジア本社のスタッフが家賃不払いで退去を命じられる – GIGAZINE


さらに、Twitterはマスク氏の買収時に130億ドル(約1兆7000億円)の負債を抱えており、早ければ2023年1月末に15億ドル(約2000億円)の利子を支払う必要があるとのことです。

Twitter買収時に生じた約1兆7000億円の負債利子の最初の支払日が間もなく訪れる – GIGAZINE


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