SIE、さまざまな人のゲームプレイを支援するアクセシビリティコントローラ「Project Leonardo」

　株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、幅広いカスタマイズが可能なPlayStation 5向けのアクセシビリティコントローラキット「Project Leonardo」を発表した。

　Project Leonardoは、身体に障害があるなどを理由に、標準のコントローラをうまく操作できない場合でも、より簡単かつ快適に、長時間ゲームをプレイできるようにするコントローラ。アクセシビリティの団体などと協力しながら開発したという。

　形状やサイズの異なるボタンやスティックなど、付属のパーツを組み合わせ、配置間隔などを調整することで各ユーザーが使いやすいコントローラを作れるのが大きな特徴。加えて、ボタンの割り当てやユーザープロファイル機能も用意しており、ハードウェアとソフトウェアの両面から各ユーザーにあわせたカスタマイズが行なえる。

　また、単体で使えるだけでなく、最大2台のProject Leonardoと1台のDualSenseをまとめて単一の仮想コントローラとしても使用可能。互いを補助的に使ったり、コントローラの動的なオン/オフ切り替えたりもでき、柔軟にゲームプレイをサポートする。

　本体には4つの3.5mmA AUXポートを装備。外部スイッチやサードパーティ製のアクセシビリティ周辺機器との連携も可能となっている。

　同社では現在も開発を進めているとしており、さらなる機能や発売時期などについては今後順次情報を公開していくという。

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