HPは、Ryzen 7 7736U搭載ノートや第13世代Core搭載Chromebookなど、コンシューマ向けPC新製品を発表した。
HP Dragonfly Pro/Pro Chromebook
HP Dragonflyシリーズからは、Ryzen 7 7736U搭載の14型ノートPC「HP Dragonfly Pro」、およびCore i5-1235U搭載の14型Chromebook「HP Dragonfly Pro Chromebook」が登場。米国では2023年春発売予定で、価格は未定。
HP Dragonfly Proは、同社がAMDと共同開発し、実際に使用する際の性能の最適化を図ったというノートPC。CPUにはRyzen 7 7736Uを搭載し、16GBまたは32GBメモリを搭載可能。ライブコンシェルジュサポートへ直接アクセスするホットキーを備えた同社初の製品で、ワンタッチでいつでも利用できる。
そのほか主な仕様は、512GB/1TB NVMe SSD、14型1,920×1,200ドットIPS液晶(マルチタッチ対応)、Windows 11 Homeなどを搭載。インターフェイスは、USB4×2、USB 3.1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、500万画素Webカメラ(顔認証対応)、指紋認証センサー、音声入出力などを備える。
本体サイズは約314.71×223.01×18.29mm、重量は約1.6kg。バッテリ容量は64.6Whで、駆動時間は最大16時間。
HP Dragonfly Pro Chromebookは、Core i5-1235Uや16GBメモリを搭載したプレミアムChromebook。256GB NVMe SSD、最大輝度1,200cd/平方mの14型2,560×1,600ドットIPS液晶(マルチタッチ対応)、800万画素Webカメラを備えるなど、高性能な仕様となっている。
インターフェイスは、Thunderbolt 4/USB4×4、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、音声入出力などを装備する。
本体サイズは約314.96×220.98×17.78、重量は約1.51kg。
スタンダードノートPC製品
スタンダードノートPCでは、14型の「HP 14 inch Laptop PC」および15.6型の「HP 15.6 inch Laptop PC」を発表。北米での発売時期は、HP 14 inch Laptop PCとHP 15.6 inch Laptop PCに関しては、AMD CPU搭載モデルが今月末より発売し、価格がそれぞれ419.99ドル、499.99ドルから。Intel CPU搭載モデルは2023年春発売予定で、価格は未定。
AMDモデルでは、Ryzen 7000UシリーズまたはAthlon Gold/Silver、Intelモデルでは第13世代Core U/PまたはProcessor N100/N200が選択できる。また、最大16GBメモリや最大1TB SSDなども搭載可能。ディスプレイは14型がWQHD(2,560×1,440ドット)/フルHD(1,920×1,080ドット)/HD(1,366×768ドット)、15.6型がフルHD/HDとなる。
本体サイズ/重量は14型が323.7×215×17.9～32.5mm/1.4kg、359.8×236×18.6mm/1.598kg。
加えて、製品の25%にPCR(Post-Consumer Recycled)プラスチックを採用するなどサステナビリティにより配慮した「HP 14 inch Laptop PC – Eco Edition」も用意。こちらはIntelモデルのみの展開で、2023年夏発売予定。価格は未定となっている。
一体型PC
そのほか、一体型PCでは23.8型の「HP 23.8 inch All-in-One Desktop PC」、27型の「HP 27 inch All-in-One Desktop PC」の2機種を発表。北米では2023年春の発売を予定しており、価格は未定。
どちらもRyzen 7000UシリーズやAthon Gold/Silverを搭載するAMDモデルと、第13世代CoreやProcessor N100/N200を搭載するIntelモデルを用意。ディスプレイはフルHD液晶(タッチパネルも選択可)で、最大32GBメモリや最大1TB SSDも搭載できる。
本体サイズ/重量は、540.52×186.29×409.07mm/5.584kg、612.5×186.29×440.95mm/6.574kg。
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