2022年も終わりますが、今年はどんなファッションを楽しみましたか? そんなこと聞かれてもな、という声が聞こえそうです。編集部藤原です。
デイリーポータルZでもたくさんのファッションに関する記事が公開されましたよ!
一種のファッションリーダーとして「ファッションはいまここまで来てるぞ」ということを証明をするデイリーポータルZから、服の着こなしや裁縫、ワンポイントおしゃれなど、ファッションをテーマにした記事をピックアップしました!
パリコレはなぜ奇抜?ブランド名が全然読めない… ファッション専門家に素人の質問をぶつけてみる(まいしろ)
角田:
こんなの街では着れないですよね。じゃあなぜ作るのかというと、売るときには着れるように変えるんですよ。
例えば、スカーフに同じ柄を使ったり、ボリュームを少なくした服に変えたり。そうするとコレクションを見た人は、「あのときのだ!」ってなりますよね。
コレクションではやりたいことを爆発させて、そのあと販売するときは、特徴的なエッセンスを落とし込むんです。
下着の代わりに水着を着て会社に行くとめちゃ楽しい(ナミノリ)
会社で怒られている時も「私は水着を着ている。いつでも海に行けるんで。」と思える。怒られた後も「もう海行っちゃおっかなー」と思える。なんのダメージもない。
普段なら疲れて揺られる帰りの電車も「このまま海に行ってもいいんだ」という非日常のきっかけをくれる。
海を思い出させて無敵にしてくれる装備が水着なのだ。
31歳男がネイルを1ヶ月つけて生活してわかったこと→ネイルは超楽しい!(megaya)
僕は勝手にネイルをしている人に対して「個性を出すため」や「人に見せるため」という偏見を持っていた。
しかし、「なんでハンバーグ好きなの?」という問いに「美味しいから」と答えるのと同じだった。ネイルに深い意味なんてない。かわいい、かっこいい、楽しい、と感じたからやる。それだけだ!!
わぁ~!できた~!!!
正解のわからない作業を積み重ねてやっとこさ成功までこぎ着けると、完成品への思い入れが深い。はたから見たらただのアボカドなので何も伝わらなさそうなのだが、作った側からするとこの財布を見ているだけで脳汁ドバドバである。
その勢いで、何に対しても本当に必要かどうかを考え、無駄と判断したものをどんどん捨てて行った結果、パンツは無駄であるというところまで行きついた。
だいたい、ズボンをはくのだし、パンツはそもそも何のためにはくのか?
ズボンで十分!パンツなにするものぞ!
と持っているパンツをすべて捨てた。
3年間クローゼットで眠らせている着物と決着をつけたい(JUNERAY)
筆者はいつか、本物の和服と和解できる日がくるだろうか。
着付け教室なんかに通って、きちんと小物まで揃えて和服を楽しむようになるかもしれないし、ご意見無用に着物を着崩すアバンギャルドなばあさんになるかもしれない。
きっとどちらも楽しいのだろうが、その時がくるまで、リメイクした着物と仲良くしていくつもりだ。
マイナーキャラのカチューシャをつくってディズニーに行くと目立つ(とりもちうずら)
「内線でスパゲティの人が並んでるって聞いてたんですよ!おいしそうですね〜!」
まさかの内線で事前に伝えられていた。もしかして、ここで乗らなかったら、
「スパゲティの人、ギリギリで乗りませんでした(笑)」
と内線で伝えられるのではないか。
それはなんかかっこ悪い気がする。ここは勇気を出して乗るしかない。
スポーツ選手が目の下に貼っている「アイブラック」の効果を試す(安藤昌教)
結果として、どちらのおにぎりも落とすことはなかったが、アイブラックを貼っている間は顔に緊張感があって、それがなんとなくスポーツ選手としての自覚を確かにしていたように思う。
これ貼っていて平凡なフライを落としたらファンにしめしがつかないだろう。若い服を着ると気持ちまで若くなる、みたいなもんである。
安くて良いものっていうのも素晴らしい企業努力だと思いますが、価格が高いってのも、それはそれで価値だよなぁと、当たり前の事を思いました。
それはそれとして、フィールドコアはフィールドコアで良いので半ズボンになるタイプをそろそろ買い替えようかな。
以上、ファッションや裁縫に関する記事10選でした。
アボカドのさいふからノーパンまで千差万別のラインナップでした。水着で会社に行ったりするのはデイリーポータルZが発明したファッションではないでしょうか。
来年も肩にかける用のカーディガンみたいなものを生み出していきたい所存です。