輸送費や資材の高騰、円安で100均(100円均一ショップ、百均とも)向けの商品を納入している業者の企業努力はかなり限界にきているそうです。ちなみに、100均の大手4社はダイソー、セリア、キャンドゥ 、ワッツの4社です。
「ダイソー」を運営する大創産業は、従来の100均に加え、ファッション用品を扱う「スリーピー」、デザイン性の高い生活雑貨の「スタンダードプロダクツ」を展開します。新たな2業態はどちらも基本は300円均一ですが、1500円といった値段の商品もあるそうです。ちなみに、300円均一のお店は、パルグループによる「3COINS」などが老舗となっています。
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100均のこのクオリティはすさまじいものを感じます。
その道のプロフェッショナルのお眼鏡にかなうクオリティのものまであります。
それゆえか、東京の銀座ですら100均のお店が賑わっています。
しかし、100均が100均でいられなくなる日は遠くないという予言は以前からありました。
アメリカのダイソーはかなり前から$1.99USDで、もともとワンコインではないようです。
中国が台湾に侵攻したら100均が成立しなくなるという予想もあります。
アメリカの製造業は先に空洞化してしまいましたが、米中対立で揺り戻しがあるのかもしれません。日本の100均各社のロジスティクスも、すでに手が打たれているのかもしれません。
国内市場は年間1兆円に迫り、店舗は増加する一方とのことです。100均は家計の救世主か、デフレの鬼子か、その行方に注目が集まります。