ロスレスオーディオ対応の完全ワイヤレス「NuraTruePro」–個人の聴覚感度を自動で測定

CNET Japan

 プリンストンは12月16日、オーストラリアのオーディオブランド「Nura」(ニューラ)の完全ワイヤレスイヤホン「NuraTruePro」を発表した。aptX Lossless対応でCD音質の16bit/44.1kHzで再生ができる。発売は12月23日で、想定税込価格は4万5980円になる。


「NuraTruePro」

装着イメージ

 Nuraのイヤホンは、個人それぞれの聴覚感度を自動で測定し、音波を放出して内耳から跳ね返った音を、搭載しているマイクロホンによって検出、自動的に独自の聴覚プロファイルを作成することがポイント。一人一人が聞こえている音の周波数を学習し、パーソナライズ化した音を再生するとしている。

 NuraTrueProは、ロスレスオーディオに対応したほか、スウェーデンのDiracによる、空間オーディオモードを搭載。各イヤホンに4つのマイクを搭載し、高品質な音声通話をサポートする。aptXVoiceを備え、標準的なBluetooth音声通話品質のサンプリングレートである16kHzの2倍の32kHzの超広帯域音声通話を実現するとしている。

 別売のオーディオトランスミッター「NuraBluetooth5.3 Audio Transmitter」(12月23日発売、想定税込価格:1万円)と組み合わせれば、従来のオーディオコーデックにしか対応していないデバイスでも高品質な24bit/96kHzの環境を実現。オーディオコーデックで再生するミュージックモード、低遅延のaptXLow Latencyで再生するゲームモード、HFPプロファイルを使用する音声通話モードを備える。


オーディオトランスミッター「NuraBluetooth5.3 Audio Transmitter」

 内蔵リチウムイオン充電池で駆動し、約5分の充電で約1時間再生ができる急速充電にも対応。充電ケースとイヤホン本体を組み合わせれば、最大約32時間の再生に対応する。Qi規格に準拠した充電機器に専用充電ケースを置いて、ワイヤレス充電も可能だ。

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