Bloomberg誌が報じたところによると、EUで新たに施行されたデジタル市場法への準拠のため、Appleは将来、iPhoneやiPadなどでApp Store以外からのアプリのインストール(サイドロード)を可能にする準備をしているという。
欧州委員会は2020年12月に、EUのデジタル市場における公平な競争条件を回復することを意図としたデジタル市場法を発表。2022年11月1日に発効し、Appleを含む、デジタルプラットフォームにおける支配的な地位を占めるデジタル企業に対しての締付けを強化した。
とは言え、アプリ外の課金誘導は既に許可しているため、サイドロードとデジタル市場法の直接な関係は不明。サイドロードではデベロッパーのユーザーの利便性が向上する一方で、セキュリティのリスクも高まるため、ユーザーにとって一長一短とも言える。
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