ドローン国家資格の修了審査完全準拠!ドローン『TOMCAT P-01』の受注・販売開始

ITライフハック

2022年12月5日より改正航空法により、無人航空機(ドローン)の一部飛行について国家資格が必要となる。国家資格取得の際、登録講習機関において終了審査を行うこととなる。株式会社ダイヤサービスは、この終了審査に完全準拠した機体の受注・販売を開始した。

1. 機体開発の背景
登録講習機関の終了審査で使用する機体については、国土交通省より様々な要件が求めらている。
残念ながらこれら要件を満たす機体は数少なく、要件を満たす一部機体についてはオークションで中古品が新品以上の価格で取り扱われているケースもある。

同社自身が登録講習機関としての申請を行うにあたり要件を満たす機体が必要としたことから、当社取引先ドローンメーカー五百部商事有限会社に要件に適合するドローンを開発してもらい、今般、一般向けに受注・販売開始することとした。

「TOMCAT P-01」

2. 機体概要
(1) 主要機能
水平位置安定機能(GNSS ON/OFF切替可能)
垂直位置安定機能(気圧センサー ON/OFF切替可能)
姿勢安定機能
映像伝送機能
前後識別用LED
プロポオーバーライド機能
自律飛行機能
自動帰還機能

(2) 主要諸元
機体寸法( W*L*H , mm) 300*300*200(プロペラ含まず)
プロペラ 9.4インチ
バッテリー 4S 5,000mAh HVLipo
重量 1,490g(プロペラガードおよびバッテリー装着時)
最大離陸重量 1,700g
飛行時間 約18分(無負荷時)
最大耐風性能 8m/s
防水性能 なし(雨天時運航不可)
動作保証温度 -5度〜35度
制御装置 Radio Link Pixhawk 2.4.8
操縦装置 Futaba 10J(講師用) / Skydroid T12(生徒用)
GCS Mission Planner / QGroundControl

3. 機体の特徴
(1) 一等資格・二等資格の終了審査に完全準拠
水平位置制御や高度維持機能のON/OFFが可能
カメラ、プロペラガード、前後識別用LEDを搭載
オーバーライド可能な送信機

(2) ドローンスクール人気機種とほぼ同等サイズ
多くのドローンスクールで使用されている機体とほぼ同サイズで扱いやすい

(3) 国内工場で製造
国内工場で部品製造・組立
品質や納期のコントロールが容易
マニュアル完備

(4) パーツ単位で修理・交換が可能
修理・メンテナンスが容易
リカバリー時のリードタイムを短縮

4. 価格
(1) 本体セット価格
298,000円(税別)
セット内容 本体(リモートID内蔵)×1機、プロポ×2台、バッテリー×1本、カメラ、プロペラ×4本、プロペラガード×1セット
※充電器は別売。4S HVLiPoが充電可能なものを使用すること。
※カメラの映像表示には、別途Android OSタブレット・スマホが必要。

(2) オプション価格
FLY SAFEパック ※ ¥60,000(税別)
追加バッテリー ¥10,000(税別)
バッテリー充電器 ¥6,900(税別)
交換用プロペラ
(4枚セット) ¥2,200(税別)

※FLY SAFEパック:1ヶ月、6ヶ月、12ヶ月点検の基本料金がセットになったパックです。機体送料、部品交換が必要な場合の部品代および作業工賃は別途発生する。

株式会社ダイヤサービス

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