餃子なのに「生の生姜を食べてる」と脳が錯覚するレベルで生姜!「神戸餃子楼」の餃子が完全に生姜爆弾だった

ロケットニュース24

結論から言おう。今回お伝えする餃子は生姜好きにしか刺さらない……と思う。もし生姜を得意としないのであれば、ページの戻るボタンを押してもいいかもしれない。それくらいの生姜パワー。とにかく生姜一辺倒な餃子だったのだ。

どこのものかというと「神戸餃子楼」の餃子で、冷凍餃子のセレクトショップ「餃子図書館」で売られていた。お値段700円。なんでも、食べログアワードを2017年から6年連続受賞している銀座の最高級ステーキ店「IDEA銀座」の藤本昌也シェフ監修で完成した餃子らしい。

・こだわりの生姜餃子

「神戸餃子楼」の餃子の大きな特徴は、豚肉100%と高知県で特別栽培している生姜を使っているところにある。銀座のシェフ監修、そして特別栽培という言葉だけでウマいが確定しそうな気配だが、実際にヤバかったのが同店の餃子だった。

詳しくは後述するとして、作り方はオーソドックスなタイプ。油を引いて餃子を並べ、それから水をかけてフタして蒸し焼き。あとは水分を飛ばし……


ごま油をまわしかけ、いい感じに焼き上がったら……


完成である!


・生姜爆弾

それではどれくらい生姜がスゴかったのか具体的にお伝えしよう。まず生姜大好きマンの編集長・GO羽鳥から食べたのだが、味を噛み締めてからこう切り出した。

羽鳥「ん! ん! おぉ!! ん! んんん〜!!!! 全然俺の知ってる神戸餃子じゃないな。もうね、めちゃんこ生姜だね! 生姜を食ってるかと思った。もはや生の生姜を食ってるのかとさえ思ったよ。

んん〜! んん〜! とにかく生姜一辺倒の餃子だ。中身は全部生姜なんじゃないか? それくらい生姜がスゴい。んふぅ! これは生姜好きにとっちゃタマランよ! あぁ〜美味しい! ウマい!! しっかし、すんごい生姜だ、これ!!

えっ、説明書に華やかな生姜の香りがするって書いてある? 華やかな香りしまくりだよ、しまくり。生姜強すぎだよ。俺はだいぶ好きだね!」

──と、これまでにないくらい羽鳥は大興奮。生の生姜を食べてるって(笑)、またまた〜オーバーなんだからなぁ〜と思ったものの、真顔で熱弁するあたりマジでとんでもない生姜が仕込まれているのかもしれない。続いて私も食べてみたところ……これは……

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> 生 姜 爆 弾 ! <
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一に生姜で二に生姜、三にも生姜で、もう全部生姜だ。生姜の餃子といえば味の素が有名どころだが、「神戸餃子楼」はその遥か上をいく生姜っぷり。生姜の波の押し寄せ方がダンチである。

しかしながら、ただただ生姜しているだけかというとそんなことはないから驚いた。上手に生姜が閉じ込めてあるからなのか、餡に雑味がなく後味もさっぱり。おそらく原材料でイイものを使っているのだろう。たぶん。


・何かをつけても合うもよう

さすがはシェフ監修。細かいことをしておらず生姜に全振りしているのが潔いが、そのなかでも繊細な気配りを忘れていないのを感じ取れた。分かりやすく「美味しい」を伝えてくれるような味とでも言おうか。

生姜好きならストライク、そうでないならボールととにかくハッキリしていた神戸餃子楼の餃子。味は生姜強めの肉団子に似た感じではあるも、そのぶんニンニクをほぼほぼ感じず食べやすかった。生姜好きならきっとイチコロだろう。

なお、当編集部は何もつけずに完食したが、餡に黒胡椒が入っているらしく「酢+胡椒(多め)」「ぽん酢+胡椒」もオススメとのこと。たれやドレッシングでもOKらしいので、いろんな角度から生姜を味わえそうだ。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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