【珍カレー】明太子をぶちこんだ「博多明太子カレー」を福岡県出身者が食べてみた感想 → 皿まで舐めたい!!

ロケットニュース24

福岡県の名物にもいろいろあるが、真っ先に名前が出てきがちなのが明太子である。そりゃそうだ、白米に乗せるだけで美味しく食べられる明太子は福岡県民の食卓に欠かせないものなのだから。

もちろん福岡県出身者である私も大好物。最近だとラー油明太子が大好きでよく食べているのだが……先日、都内のスーパーでどうしても見逃せない商品を見つけた。ズバリ、博多明太子カレーがそう。これって合うん!?

・珍カレー

食べる前からなんとも不思議な気持ちになる博多明太子カレーは432円で売られていた。スタイリッシュでポップなパッケージではあるものの、中身は明太子カレーという変わり種ってのを忘れてはいけない。

博多明太子カレーの調理方法はパウチを切らずに熱湯の中に入れる(約5分)だけ。電子レンジで加熱すると具が多くて破裂する可能性があるらしいので注意されたし。

それではお手並み拝見。ひとまずライスを用意し、カレーを温めて皿に盛り付けてみた。辛いもの同士が混ざっているのだから、かなり真っ赤な感じになっているのかなァ〜と思いきや!!

うおっ……!!


なんというか肌色というか化粧品で見たことあるような色である。ちなみにこの色になっているのはホワイト系のカレーソースを使っているから。明太子は無着色で仕込んだとのことなので、赤にならなかったのはそういうことかもしれない。

さて、パッと見だと目立つのはマッシュルームくらいで大きな具材はゴロゴロ入っていない感じだが、はたして味の方はどうなのだろうか。まずはカレーのみ味わってみると……ほぅ!

一言で表すなら「めっちゃクリーミー」である。ただ、単にクリーミーしているだけかというと違う違うそうじゃない。このカレーは一味違う。

・正体はオシャレカレー

明太子がぶちこまれているだけあって、クリーミーな中から明太子がしっかりと顔を覗かせてくる。しかも、よく見たらカレーの中に明太子のプチプチがそこらじゅうで泳いでいる! もちろん、食感もしっかりプチプチ。これがクリーミーの波と一緒に押し寄せてくるのだからウマい!

そして特筆すべきは辛さ。原材料を見たら「しょうが」も入っていて、かなりエッジが効いた味へと仕上がっている。舌への入り方こそ優しいものの、味わったら後半にかけてピリッとした辛さが襲ってくるからたまらない。辛い、でもやめられない的な。

ドバドバと汗が出るくらいの辛さなので、これから寒くなる季節にはピッタリ。個人的には100点満点のカレーで、もはや皿まで舐めたいくらいウマかった。カレーに明太子ぶちこむだけじゃここまでいかないし、かなり研究して作られたものなのだろう。たぶん。

もちろん米との相性もいいからいうことなし。ココナッツミルクパウダーが入っていることもあってか、オシャレな感じもした博多明太子カレー。なお、内容量は200g(1人前)。少しだけ値段はするものの、パスタソースとして食べても美味しくいただけるとのことなので参考までに。


・総評

辛さ……かなり辛い
香り……オシャレにふわり
白米イケる度……400gくらいなら射程圏内
皿まで舐めたい度……犬がビビるくらい舐めたい

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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