Googleは10月6日(現地時間)、Pixelブランド初のスマートウォッチ「Pixel Watch」を正式発表した。日本での価格は3万9800円から、LTE版は4万7800円から。
Pixel Watchは円形のスマートウォッチだ。ケースのサイズは41mmで、ドーム型のコーニング製「ゴリラガラス5」に覆われている。ディスプレイは有機ELで、輝度は最大1000nit、画素密度は320ppi。画面の常時表示にも対応している。
筐体はステンレススチール製。バンドは別売りで、20種類以上のバンドを選択できる。なお、メタルバンドは来春以降の取り扱いになるとしている。
「FeliCa」を利用した「Google Pay」にも対応する。製品ページには「Suica」に対応することが描かれている。Googleによると1回の充電で24時間連続駆動し、30分間の充電で最大50%まで充電できる。
運動時および安静時における心拍数のトラッキングや、転倒検出、月経周期トラッキングにも対応する。Googleが買収したFitbitの「Fitbitアプリ」と連携することで、さらに多くの健康管理機能を利用できる。
独自のワークアウトやガイダンスを利用できる「Fitbit Premium」も6カ月間追加料金なしで利用できる。防水は5気圧防水(水深50メートルまで)に対応する。
Googleのスマートウォッチ向けOS「Wear OS」を搭載。Googleアシスタントやカレンダー、GmailといったGoogleサービスとシームレスに連携するほか、Googleマップを利用したナビゲーション機能にも対応する。
Pixel Watchを利用するには、「Android 8.0」以降のOSを搭載するAndroidスマートフォンが必要だ。なお、LTE版ではスマートフォン不要でデータ通信や通話の受信が行える。
その他、Pixel Watchを購入することで、「YouTube Music Premium」を3カ月間無料で利用できる特典が付属する。