算数の九九を答えられない姿が話題になった不登校YouTuber・ゆたぼんさんについて、お笑いコンビ「ロザン」の2人が2022年9月12日公開のYouTube動画で持論を展開した。
「大人がちゃんと教えているかどうかっていうのが問題」
ゆたぼんさんをめぐっては、音楽グループ「Repezen Foxx(旧レペゼン地球)」のYouTube生配信に出演中「ハーバード大学に行きたい」と主張するも、九九の掛け算が言えない一幕があり、SNS上で注目を集めていた。
騒動を受け、ゆたぼんさんは「九九ができひんとか本気にしてる奴マジで笑えるねんけど、エンタメもわからんとか終わってるやん」とツイート。あくまで演出だったと主張している。
ロザンの2人は、「【九九ができない子ども】子どもは”子ども扱い”するべき」と題した動画で持論を展開した。
菅広文さんは動画冒頭、「とある未成年のYouTuberの子かな、九九でけへんらしくて。後々『演出やった』みたいな言ったりはしてるんやけど。九九できるかでけへんかっちゅうのはちょっと違う議論として、僕はちょっと大人の反応が気になって」と切り出した。
続けて「揶揄するじゃないけど、九九でけへん子に対して……それはそれでどうなのかなー、みたいな。僕は個人的にすごく思うところがあって」とゆたぼんさん本人ではなく、ゆたぼんさんに対する大人たちのリアクションに疑問を抱いているとした。
「子供がどうというより、大人がちゃんと教えているかどうかっていうのが問題であって。中学生くらいの子なんかな、(大人は子供に)勉強させる義務があるから。その子供に対して、もちろん周りが言うのはわかるけど、周りの周りがその子供に対して(文句を言うのは)俺の感覚ではないねん」
宇治原史規さんも菅さんに同調し、「教育を受けさせる義務を持っている周りの大人に言うべきっていうことね」とした。