1日かけて杉見てる場合じゃねえ! 簡単に行ける屋久島映えスポット3選

ロケットニュース24

いや、見てもいいんだけどね? 縄文杉。ただ、往復10時間とかの全力全開の観光ばかりじゃ疲れてしまうのも事実。しかも、屋久島で有名なのって、他に白谷雲水峡もウミガメの産卵も、見るの大変なものが多いし。

そこで、私(中澤)が歩いてる時に発見した楽に行けて映えるスポットをご紹介したい。旅って、一生懸命見に行ったものより、意外とふとした景色の方が感動したりするやん

・海辺のベンチ

道路が海沿いを走る南側。窓の外に海が開ける景色も珍しくなくなってくる。そんな海を臨む海辺にポツンと置かれているのがこのベンチ。

特に観光スポットっぽい名前もなく、普通にサビているのだが、ロケーションは抜群で、その素朴さとのギャップが良い。座るだけで人生を背中で語っているように見えるベンチである。最寄りのバス停は中間(なかま)。


・ガジュマルブランコ

同じく中間なのだが、バス停の脇に潮風公園という公園がある。そこに生えているガジュマルにブランコが

実際はちょっとした公園なのだが、その名の通り、潮風を遮るものがブランコの前に何もないため、角度を調整することで空がめちゃくちゃ広くなる。逆に、リアルの方がガッカリスポットになりかねないレベルで盛れてしまった。


・海の見える坂

真っすぐの道フェチの私。奥に海でも見えようものならシャッターを切らずにはいられない。南側には地味にそういう道が多いのだが、車だと一瞬で通り過ぎてしまうため、歩いて1本1本吟味したところ、「使えそうだなー」と思ったのは平内にある道であった。

渡辺商店から西に進んで1本目の左に入る道なのだが、下り坂になっていて海がよく見える上、電柱のバランスが素晴らしい。しかし、iPhoneで撮ると肉眼ほどダイナミックな印象にならない。もっと凄いんだけどな。そこで肉眼の印象に寄せるため、こうする

遠距離から撮影して切り取ることで、遠かった海の割合が大きくなり、肉眼のイメージに近づいた気がする。海がこれくらいのインパクトを放っている場所なのだ。


──いずれも車でブーンで行ける。特に、中間は2つスポットが集まっている上、中間ガジュマルという観光スポットもあるので、ガチ観光休憩日にドライブがてらサクッと行ける目的地という意味では結構良いかもしれない。

パンフレットには載っていないこれらの場所。島の南側は道路がより海沿いを走るようになるため、他にも景観の良いポイントが多かった。見つけよう、自分だけのベストプレイス。きっと君だけのふとした景色に出会えるはず。そう、屋久島ならね。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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