俺の夏が……オワタ。先日開催された『GOフェスフィナーレ』の終了時間を迎えたとき、お兄さんの胸にはグッと込み上げるものがあった。もし花火の1つでも上がっていたら、熱い涙が頬を伝っていたかもしれない。
グローバル、ベルリン、シアトル、札幌と続いたGOフェスも、2022年8月27日の『GOフェスフィナーレ』でいよいよ完結! 華麗なフィニッシュを決めたるゾォォオオオ!! ……と気合い入れまくりで臨んだGOフェスフィナーレであったが、そこには “ポケモンGOの魔物” が潜んでいたのであった──。
・THE・色違い祭り
一言で表すならば、GOフェスは “色違い祭り” である。みんなのヨダレが止まらない色違いポケモンを大量ゲットできる千載一遇のチャンス! それに加えて今回は「ウルトラビースト」も出現したから「てんてこ舞いだった」というのが正直なところだ。
今回もロケニューポケモンGO部の3名、原田たかし、亀沢郁奈、そしてP.K.サンジュンの3名は8時間を全身全霊のガチプレイ! 特にベルリンに参加した “鬼引きクイーン” こと亀沢と、シアトル & 札幌に参加したお兄さんは、有終の美を飾るべく人一倍気合いが入っていた。
亀沢はベルリンで40匹の色違いをゲットし、お兄さんはシアトルで33匹、札幌に至っては54匹の大豊作! さらには内容も最高で「本気を出せばGOフェスはイケる」と、鼻息をフンフンさせながらGOフェスフィナーレ当日を迎えていた。
……のだが、それを許さなかったのが “ポケモンGOの魔物” である。1つめの魔物は「気候」で、ベルリン・シアトル・札幌と比較して都内は体力の消耗がハンパねえ! 札幌では50km歩いたお兄さんも、結果的には30km弱しか移動できなかった。
・結果発表!
2つめの魔物の正体は後述するとして、ここで結果発表ォォオオオ! まずは6月のグローバルGOフェスにしか参加していない原田たかしから。結果はというと……
(∩´∀`)∩ 32匹 (∩´∀`)∩
「最初の2時間は手応え悪かったけど、フタを開けてみたら大収穫! これまでのGOフェスの中で1番いい結果になったような気がする。スカーフピカチュウだけじゃなく、ムンナとミツハニーのメスの色違いもとれたことで満足も満足です。夏のいい思い出になりました、センキュウ!!」
続いては、私、P.K.サンジュンの結果である。この夏を締めくくる “色違いフィーバー” を期待していたのだが、結果は……
(;·∀·) 16匹 (;·∀·)
「いくらGOフェスだろうと “ハマりタイム” はある。……が、スタートから1時間45分、ウンともスンとも言わなかったのには心が折れかけた。札幌では最初の1時間で質も最高な色違いを12匹ゲットしてますからね?
そんな中でもスカーフピカチュウ、キバゴ、タマゲタケ、バオップあたりを押さえられたことは及第点か。勝ち負けで言ったら完全に負けだが、それも含めてGOフェス、そしてポケモンGOである。いい夢見させてもらったぜ……あばよ!」
最後は、鬼引きクイーン・亀沢。これまで怒涛の色違いラッシュを繰り出してきたクイーンだが、今回は……!
(꒪ཫ꒪; ) 18匹 (꒪ཫ꒪; )
「今回の残念な結果は “絶対に獲るんだ” という強い気持ちが不足していたことによるものと感じています。色違いは想いの強さ……来年は背水の陣で臨みたいと存じます。お疲れ様でした。敬具」
ヒヤップやスカーフピカチュウあたりを押さえているところは流石だが、亀沢の “阿修羅ぶり” は残念ながら発揮されなかった。亀沢と私に関していえば、2つ目の魔物「GOフェスのズレ」に翻弄されたものと思われる。
・魔物にやられた
どういうことかというと、同じ「GOフェス」の名が付くイベントでも、グローバルと「ベルリン・シアトル・札幌」は色違いの出やすさが違う! ……と思う!! 色違いが出れば出るほどアドレナリンが噴き出し、最後まで疲れ知らずのままプレイできなかったことが私と亀沢の最大の敗因である。
これは「グローバルがショボい!」というワケではなく「遠くのGOフェスまで行く価値は確実にある」ということ。来年がどうなるかはわからないが、真の色違い祭りは「ベルリン・シアトル・札幌」などの現地GOフェスなのだろう。
……が!
それでも「確率の壁を超えて行く猛者」も確実に存在する。今回、都内で一緒にGOフェスを周ったお兄さんたちのフレンドさんは、なんと……
81匹!!!!!!!!!!!!!!!!
やべええええええええええええええ!!!!
GOフェスとは色違い祭りである。涙で枕を濡らしたトレーナーがいる一方で、歓喜の雄たけびを上げたトレーナーがいるという事実。善意の気持ちで毎日コツコツと徳を積め。さすればGOフェスで良いことがきっと起ころうぞ。ポケモンGOには魔物と女神が潜んでいる──。
というわけで、もう間もなく「シーズンオブGO」も終わりを告げるが、やっぱりGOフェス級のイベントは楽しい! 来シーズン「シーズンオブライト」にも大いに期待しよう。そういや、帰ってきたウィロー博士が妙に色っぽくなってたよね? 彼女でも出来たのか? それではトレーナー諸君の健闘を祈る!
参考リンク:ポケモンGO公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:c2022 Niantic, Inc. c2022 Pokemon. c1995-2022 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ScreenShot:ポケモンGO (iOS)