Googleの検索結果、SEO特化型ではなく人間向けに作成された「役立つコンテンツ」を重視

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 Googleは18日(現地時間)、検索結果の表示について、人間向けに作成された「役立つコンテンツ」を重視し優先表示させるアップデートを今後2週間の間に適用すると発表した。

 これは、検索エンジンに最適化された(SEO:Search Engine Optimization)コンテンツばかりが検索結果の上位に表示されると、検索をする者がその検索結果に不満に感じることに強く結びつくためだという。

 今回の変更は、Googleが公開したSEOガイドが示すようなベストプラクティスを無効にするようなものではないとしているが、訪問者が満足行く体験をしたと感じているコンテンツにより良い報酬を与えることを目的としている。

 今回のアップデートは、機械学習モデルを用いた分類プロセスで、人間(サイトコンテンツの訪問者)にとって役に立ったか立たなかったかを完全に自動的に分類する。サイト内で役に立たないコンテンツがあったとしても、役に立つコンテンツがあれば重み付けされ検索結果の上位に上がってくるが、役に立たないと判断されたコンテンツが多い場合は影響されるため、削除をするよう助言している。

 アップデートはまず英語の検索からスタートし、将来的にはほかの言語にも拡大する予定。今後数カ月にわたってこの分類を検出する方法の改良を続けていくとしている。

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