ヘボコンとは?
ヘボコンってなに?本名は?彼氏はいるの?という方は、ひとまずこの映像を見てほしい。
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技術のない人が行き当たりばったりで作ったガラクタに、むりやり相撲をさせるイベントだ。「ロボットコンテスト」といわれてあなたが想像するもの……を全部のぞいて残った残りかすみたいなもの。それがヘボコンである。
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こちらは2016年のワールドチャンピオンシップの映像
そしてこちらに前回のイベントレポート!
ヘボコン2019レポート~チンチラのかわいさを啓蒙されるロボットバトルの一夜
コロナの影響で2020、2021と大会はお休みしていたが、今年いよいよ3年ぶりの開催だ!
レベルの低いロボットたちの雄姿
実際どんなロボットが登場するのか。前回出場のロボットをいくつかご紹介しよう。
とはいえ会場は明るいので本体が見えるのだが。
ちなみに大会はトーナメント戦なのでいちおう優勝が決まるが、技術力が低いことが尊ばれるヘボコンにおいては、優勝者は非常に雑に扱われる。なんだかんだでよくできたロボが勝ってしまいがちだからだ。1回戦で負けても全然OK、勝ち負けにこだわるのはむしろ愚行である。
かわりにもっとも栄誉ある賞とされているのが、会場投票にて決定する「もっとも技術力の低かった人賞」(通称:最ヘボ賞)。前回の優勝機はこちら。
試合では操作するためのコントローラーを落とし、あわてた拍子にケーブルを引っ張ってロボットを倒してしまい敗退。ロボット以上に開発者のヘボが露呈しての最ヘボ賞獲得だ。
なお、こやしゅんさんは最ヘボ賞3連覇中である。出場者のみなさんは、ぜひ打倒こやしゅんを目指して頑張ってほしい。
ハイテクノロジーペナルティ
もう一つヘボコンにおいて重要なルールが、ハイテクノロジーペナルティ。技術的に高度過ぎるマシンはペナルティ対象だ。高度と判定される理由はいくつかあり、
- 遠隔操作(リモコン操作など)
- 人工知能(いわゆるAIに限らず、センサーやタイマーによる自動操縦等を含む)
- その他、主催者が高度と認めたもの
以上である。
ただしこれには例外があり、
- 市販品の機能をそのまま利用した場合はペナルティ対象にならない(例:市販のラジコンなど。その技術は出場者自身の技術でなく、金で買った技術である)
- 自分で実装した機能でも、うまく動いていない場合はペナルティ対象にならない
該当するか微妙な場合は、Facebookグループ、Discord等で事前に確認してほしい。
聖地・東京カルチャーカルチャー
会場は今年も東京カルチャーカルチャー。イベント概要はこちらである
出場応募が多数の場合は抽選になるが、ある程度集まったらどんどん抽選していくので早めのご応募がおすすめだ。最終締め切りは6/15(水)いっぱい。
スポンサーの皆さま
ヘボコン2022は下記の皆さまのご協賛により開催しております。
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腕に覚えのない人、集え!
出場は、不器用な人、集中力のない人、根気のない人…。とにかくロボットなんて作る才能のない人であれば誰でもOK。大切なのは技術力よりも、作品に対する妥協と割り切り。そして机上の空論を力説し、ないものをあると言い張る、胆の強さである!
それでは7/31、ヘボの聖地カルカルでお会いしましょう!