ファインディは4月19日、シリーズCラウンドで約15億円の資金調達を実施したと発表した。
既存投資家であるグローバル・ブレイン、SMBCベンチャーキャピタル、JA三井リース、みずほキャピタル、KDDI Open Innovation Fundに加え、新たにトレジャーデータの創業者などが設立した投資会社Carbide Ventures(カーバイド・ベンチャーズ)が引受先となった。
ファインディは、エンジニアスキルの見える化をコア技術に、エンジニア採用とエンジニア組織の生産性向上を支援するスタートアップ。エンジニアと企業をマッチングする転職サービス「Findy」、フリーランスエンジニアと企業の業務委託案件をマッチングする「Findy Freelance」、エンジニア組織のパフォーマンスを最大化するために生産性を可視化するサービス「Findy Teams」といった事業を展開している。
Findy、Findy Freelanceの登録ユーザー数は3年で約8倍成長し、8万人を突破。導入企業数は750社を超え、スタートアップからDXを推進したい大手企業まで、幅広い企業が導入しているという。
2021年にローンチしたFindy Teamsも順調に導入社数を伸ばし続けており、トライアル利用企業数は100社を超えたとしている。
4月には、国内外居住の外国人ITエンジニアに特化した採用支援サービス「Findy Global」のサービス提供を開始。1月に海外向けにテストマーケティングを開始し、3カ月で6000人の海外エンジニアユーザーが登録したという。
今回調達した資金は、プロダクト開発体制の増強に活用する。開発体制を強化し、エンジニアユーザー体験の圧倒的な向上を目指す。