こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
ついに今月4月から参議院でも、各常任委員会の委員室にPC・タブレットが持ち込めるようになりました!(ネットも可)
というわけで、早速質疑も原稿メモを印刷せず、PCを片手にやってみました。
結論から言いますと、めっちゃ良い。委員会中の効率が上がる。
SNS投稿や議事内容に関係のないことをネットサーフィンして閲覧することは禁止されておりますが、他の委員の質疑内容をメモしたり、わからない専門用語や情報、話題になっているニュースの元記事などをその場でさっと調べられるのはすごく助かる。
何より、自分の質問の出番が後半のときは他の委員の質疑を聞きながら「ここは被ったから内容を変えよう」「質問の順番を変えよう」とか色々と考えて直すわけですが、それをPCに打ち込んですぐ修正できるというのが最高です。
ただ、PCの持ち込みは「毎回申請が必要」というのが…手間なのですが。。
ペーパレスにもつながりますし、答弁側も助かることが多いはず。まだデジタル機器を持ち込んでいる議員は少数派ですが、この流れが広がっていくことを期待したいと思います。
■
これ、早く本会議場への持ち込みを解禁するべきだと思うんですよね。反対意見・抵抗は根強いわけですけど。
衆議院側でPC・タブレット等の委員会持ち込みが解禁された後も、参議院側は頑なにNGを貫いてきました(その間、ワニ動画を見続ける議員などが問題になったというのもありますが…)。
「格式と権威」を重視する国会、とりわけ参議院ですので、本会議中の議員席でPCをポチポチするなんてことは、多くの議員にとって許しがたいことなのかもしれません。
しかし、電子機器の接続環境も、ネット環境もスクリーンも国会の本会議場になかったことで、ゼレンスキー大統領の演説が行えず議員会館で実施されたのは記憶に新しいところです。
オンライン出席・採決の議論も憲法審査会で進む昨今、亀の歩みでありますが、国会のデジタル化が進むように個人的にも提言・主張を続けていきたいと思います。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年4月12日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。