「月曜日のたわわ」という「月曜日が憂鬱な社会人に向け、豊満な体型をした女子を中心に描かれるショート作品」が日経新聞に全面広告を出して、炎上してしまいました。
ハフィントンポストの「「月曜日のたわわ」全面広告を日経新聞が掲載。専門家が指摘する3つの問題点とは?」の東工大の治部准教授の解説によると、今回の全面広告について、「見たくない人」にも情報が届いたこと、「ステレオタイプ(世間的固定概念)」を肯定したことなどをあげています。
全面広告に対する主な批判は以下のようなものがあります。
これらの批判に対して、ネット上では意見が分かれています。
「見たくない表現に触れない」という利益は、常に経済的な自由を含む諸権利・利益に優越するものではないという判例があるそうです。
表現による危険にもいろいろな種類がありますので、分析が必要かもしれません。
たしかに、日経新聞の広告はもっとヤバイものがあると指摘は心当たりがあります。
「性的搾取」などといった言葉が定義なく安易に使われることを危惧する声も。
今回の炎上は、さまざまな原因が考察されていて興味深いです。
個人の怒りと社会正義が曖昧模糊となった、現代を象徴する事案となりました。