ワーキング ヘルスケア プログラムMATSUEコンソーシアムは、4月から島根県松江市で実施するワーケーションの新コンセプトに関するオンラインイベント「『Workcation NEXT』松江式ワーケーションは新たなステージへ」を3月24日に開催する。今回は第1弾として「体験者が語るワーケーション参加後の自己成長と副業」がテーマ。同コンソーシアムのメンバーに加えて、過去に松江市でワーケーションを行ったことのある経験者もゲストとして参加する。配信時間は16時~17時30分。参加は無料だが登録が必要。
同コンソーシアムでは、コロナ禍より前の2019年より、「地域との密なコミュニケーション・交流」「ストレスの見える化」「マインドフルネスによるセルフマネジメント」「セキュリティの安全性が担保されていること」を盛り込んだワーケーションを実施している。
このような「松江式ワーケーション」には、都市部の企業や在住者が多く参加。さらに2022年からは新コンセプトとして「Workcation NEXT」を掲げ、ワーケーションプログラムを提供する。
Workcation NEXTとは、普段とは違う空間で人と地域の歴史や文化に触れながら「自己認知」「自己肯定」「価値観の共有」「ビジネスのアイデアやイノベーション創出」を実践するというコンセプトだが、詳細はオンラインイベントで発表される。このWorkcation NEXTの具体的な内容を紹介するほか、松江市におけるワーケーションの取り組み、松江式ワーケーションの参加者によるトークセッション、ワーケーションパッケージサービスの紹介が予定されている。
プレゼンターは、土江健二氏(松江市役所 定住企業立地推進課)、林郁枝氏(ワークアット株式会社 代表取締役社長CEO)の2人。また、ワーケーションで松江市に滞在した経験のある渡辺淳氏、岡直哉氏(ともにヤフー株式会社)、夛田まゆみ氏(スール・エネ)、デミーザ美香氏(外資IT企業所属)の4人がゲストとして参加するトークセッションも実施。ワーケーション後に松江市内で副業を始めたり、本業の成長につながったりした話題を中心に進められる。
なお、オンラインイベントは今回を含めて全3回が予定されており、第2回は4月下旬に「地域とつながり・はじまるビジネスモデルイノベーション」、第3回は5月下旬に「ウェルビーイングな働き方による自己成長」をテーマに開催される予定だ。