2022年3月9日に、サイゼのグランドメニューが更新された。詳しくは別の記事で新商品をひと通りレビュー済みなので、そちらをご覧頂きたい。
どれも非常に美味くてお勧めだが、最強の新商品はどれなのか……と問われたら、答えは1つしかない。メニュー表に載っていない、アレだ。
・100円
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＞ レフォールソース ＜
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いきなりだが、そういうことだ。「レフォールソースのハンバーグとサルシッチャの盛り合わせ（600円）」に使われている、セイヨウワサビを使用した白いソースこそ最強だと主張したい。
メニュー表には載っていないが、100円で単品をオーダーすることが可能！ ほど良いサイズのカップに入ったレフォールソースをゲットできるぞ。
・全ての肉料理＋αに開ける新世界
たかがソースの単品かよ！ とブチ切れられそうだが、とりあえずこちらの主張を聞いて欲しい。
新しい煮込みや、先述のハンバーグ、そして新しく登場したパンナコッタ……どれも素晴らしく美味い。が、その美味さはそれぞれの商品だけで完結している。
しかし、このレフォールソースは別だ。確かに単体では、料理として美味いかどうか話の対象として、微妙かもしれない。
ソースなので、他の料理の美味さを引き立てるのがメインの役割だと思うし。だが、だからこそこいつの持つポテンシャルは最強なのだ。
現在サイゼに何種類の肉料理があるのか数えていないが、とりあえずレフォールソースは、それらの多くと相性が良いだろう。
それどころか、一部のピザやパスタ、サラダにブチ込んでもイケるのではなかろうか。このソースの登場で、既存のサイゼの料理の多くに、新しいアレンジスタイルが実装されたとみなすことができる思う。
・ランプステーキ
一例として、現在限定復活中の「ラムのランプステーキ（税込み1000円）」だ。去年販売されるも、圧倒的人気で材料不足に陥り、販売休止になっていた激ウマステーキ。
復活早々に、食べに行った方も多いと思う。海塩と「やみつきスパイス」が添えられており、3通り（塩、やみスパ、塩&やみスパ）の味わいを楽しむことができる。
だが、それはもはや古い情報だ。今のサイゼには、肉との相性が最強なレフォールソースがある。ランプステーキをほど良くカットし
レフォールソースを
投入！
最初から美味いことは確信していたが、食べてみたら思っていた以上の仕上がりだ。
このステーキはラム特有のフレーバーが良く香るナイスな赤身が使われているが、レフォールソースの清涼感とツンとする辛さが、肉の風味にメリハリをもたらしている。これは肉が止まらねぇ！
デフォルトの海塩は赤身の持つ素の風味を阻害せず肉に寄りそうような感じで、「やみつきスパイス」はステーキをアロスティチーニのボスみたいな仕上がりに変化させる。
そしてレフォールソースは、そのどちらとも被らない、新しい世界を切り開いている。塩やスパイスには無かった、爽やかでキレのある味わいだ。
ブロック状にカットして、レフォールソースと塩とスパイスの全てを投入するのもアリ！
このステーキをもっと薄くカットし、ミニフィセルにサンド。レフォールソースやハムなどをブチ込んで、ステーキサンドをDIYしても最高だろう。
繰り返すが、レフォールソースと「ラムのランプステーキ」のコラボは、レフォールソースの実力を示す1例にすぎない。
他の多くのメニューとだって最高の相性を見せてくれるだろう。100円なので、気軽に頼んで意外な可能性を探ってみるのも面白いと思う。レフォールソース最強説。
執筆：江川資具
Photo：RocketNews24.