一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は2月28日、日経BPならびに電通との共催のもと、2022年の東京ゲームショウの開催概要を公表。3年ぶりにビジネス・一般向けリアル会場を設置すると発表した。
東京ゲームショウは、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、2020年は完全オンライン、2021年はオンラインおよび、報道関係者・インフルエンサー向けにリアル会場を用意するハイブリッド開催となった。ビジネス関係者や一般来場者が入場できるリアル会場を設置するのは、3年ぶりとなる。
「東京ゲームショウ2022」(TGS2022)の会期は、2022年9月15~18日(日)までの4日間で、会場は幕張メッセ。15日と16日をビジネスデイ、17日と18日を一般公開日として開催する。ただし、ビジネスデイ2日目の16日は、14時から一般来場者も入場できるようにする予定という。
こうしたリアル会場復活に加え、公式番組を引き続き配信し、進化したハイブリッド開催を目指すという。会期中はオンラインでの企画を含め、さまざまな方法でゲーム業界の最新情報を発信していく。またTGS2022のテーマについては、「ゲームは、絶対、とまらない。」と発表した。
公式配信番組について、海外ゲームファン向けには一部を除くほとんどの公式番組について、英語同時通訳版を2022年も配信するほか、自宅でも最新ゲームを楽しむことができる体験版無料トライアル、オンライン体験ツアー、VR会場なども計画しているという。
なおリアル会場については、政府や自治体などが定める新型コロナウイルス感染拡大防止の方針や対策に基づき、来場者数の上限を設けてチケットを販売する予定。また、若年層のワクチン接種状況が不透明のため、安全面を考慮し、2022年については小学生以下の入場を不可とするという。チケット情報は、7月頃に発表予定としている。