山の影が刻一刻と変化する様子が3Dではっきり認識できる「Shade Map」

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山の影が時間の経過とともにどのように伸びていき、夜の闇に消えていくのかを3Dマップでチェックできる「Shade Map」を、tppiotrowski氏が作成しました。作者によると、「Shade Map」はWebGLを使って作成されています。

View Shade on a Map – Shade Map
https://shademap.app/

「Shade Map」はGoogleマップを利用したツールで、操作方法はGoogleマップと同じ。画面右下にある「+」「-」ボタンあるいはマウスホイールでマップの拡大縮小が可能で、マップをドラッグすると表示位置を動かすことができます。


画面を拡大するとこんな感じ。記事作成時点では山などの自然物からできる影だけがグレーで表示されるようになっています。


画面下部にあるスライドバーを左右に動かすことで、影のできる時刻を変更することが可能。例えば以下は日本時間で2022年1月7日2時58分頃のグランドキャニオンの様子で……


以下は7時59分頃の様子。スライドバーを動かすことで時間の経過とともに影がどのように伸びていくかが確認できるわけです。なお、タイムライン上の黄色部分は地図で表示している場所で「太陽が出ている時間」を表しています。


さらに、画面右下の「3D」ボタンをクリックすると……


マップを3D表示に変更可能です。これにより、山から伸びる影をより立体的に確認することができます。


また、赤枠部分をクリックすれば影の色を自由に変更することも可能。


マップは基本的に北が真上にくるようになっているのですが、赤枠部分のボタンをクリック&ドラッグすることでマップの方角を自由に変更することもできます。


というわけで、実際に「Shade Map」を使って山から伸びる影をいろいろチェックすると以下のムービーのようになります。

時間の変化とともに山から伸びる影がどう変化するかがわかる「Shade Map」 – YouTube
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なお、影部分が非常に大きく見えますが、作者によると「Shade Map」における影は「直射日光が届かない部分」であるため、実際に屋外で見ている影よりも大きく感じられるようになっているそうです。

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