取材
花火大会は人が集まりやすいため、コロナ禍の中では大きな大会を開くことがなかなかできない状況が続いています。しかし、人数の制限や打ち上げ場所を工夫することで花火大会を開催する試みが増えてきました。今回、日本一の山「富士山」の二合目で規模の大きい花火大会が開かれるということで実際に見てきました。
富士山花火
https://fujisanhanabi.com/
2021年12月18日、静岡県裾野市にある遊園地ぐりんぱに到着。この場所自体が富士山の二合目にあるということで、雪化粧した富士山が目の前で綺麗に見えています。
会場は昼間の時点で氷点下でしたが、キャンプファイヤーや休憩所などで暖を取り花火の開始を待ちます。
午後4時30分から少し過ぎた頃、富岳太鼓による演奏で花火が始まりました。
日の入り直後の開始ということで、富士山と花火が一緒に見られる時間がしばらく続きます。
辺りが暗くなり本格的な花火の打ち上げが始まりました。
株式会社イケブンの担当の花火では、最前列のエリアを囲むように打ちあがる花火の演出もあり迫力満点です。
有限会社片貝煙火工業の花火。
野村花火工業の花火では、五重芯の花火も上がりました。
フィナーレではワイドな演出が何度も味わえ花火を浴びているような感覚になります。
花火が終わり煙が晴れると月明かりに照らされた富士山を見ることができました。
会場は、氷点下となり寒空の中の花火でしたが、冬の花火は空気が澄んでいて発色がよく夏よりも輝いて見ることができ、日本一の富士山の二合目という特別な場所で貴重な体験をすることができました。
・大会概要
主催:富士山花火実行委員会(株式会社イケブン、株式会社フロンティアインターナショナル、一般財団法人伝統文化継承協会、演出:David J. Production Co., Ltd.)
担当煙火店:株式会社イケブン、有限会社片貝煙火工業、野村花火工業(順不同)
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