Facebookグループに新機能の計画–サブグループ作成やショップ機能など

CNET Japan

 MetaがFacebookグループの機能を強化している。

 同社は米国時間11月4日、Facebookグループの管理者がさまざまなトピックでサブグループを作成できるようにする機能をテスト中だと発表した。また、グループが資金を集められるようにする機能も実験中だという。これには、コーチングやネットワーク作りなどグループ独自のコンテンツをサブスクリプションサービスとしてサブグループのメンバーに有料で提供する機能や、グループ内でのショップ開設や資金集めイベントの開催などがある。グループ管理者は、グループのカラーやフォント、反応を示す絵文字、投稿の背景をカスタマイズすることもできるようになる。


Facebookのサブグループ
提供:Facebook

 同社は2017年以降、グループに一段と注力し、共通の関心事についてチャットできるこうした公開または非公開のオンライン空間に参加するよう人々を促してきた。しかし、グループが誤情報やヘイトスピーチ、陰謀論の拡散に利用されてきたという問題もある。同社は、「Stop the Steal(盗みを止めろ)」運動やQAnonの陰謀論に関連するグループを削除してきたが、グループ内での有害なコンテンツの拡散に対して、十分な措置を取っていないという批判の声もある。

 同社はこれまで、グループ内で投稿されたコンテンツについて管理者やモデレーターが管理を強化できるツールにも投資してきた。そして今回、メンバーがコミュニティーアワードを贈れる機能や、スクロールしてグループのトップに戻らなくても投稿できる新しいボタン、繰り返し開催されるイベントを作成する機能、管理者やモデレーターのコミュニティーのチャットといったグループ機能を導入することを明らかにした。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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