CAETECのプレイベント開始、第1弾は「カーボンニュートラル」がテーマ メインイベントは約200社の出展が決定、国内電機大手もそろい踏み

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 CEATEC 2021 ONLINEのプレイベントが2021年9月9日からスタート。第1弾として、同日午前10時から、「カーボンニュートラル(グリーン×デジタル)」をテーマにした5つのセッションが行われた。

9月24日まで全4回のプレイベントを実施。アーカイブ視聴も可能

 プレイベントは、10月19日~22日に開催されるメインイベントにおけるカンファレンスや展示などと連動した企画として開催されており、CEATECとして初の試みになる。

 CEATEC 2021 ONLINEに事前登録した人は無料で参加できる。事前登録は無料で、CEATEC 2021 ONLINEのウェブサイトから行える。今からの登録で、プレイベントの内容をアーカイブで視聴可能だ。

 メールアドレスの登録後、メールに届くフォームから情報を入力すると登録が完了するほか、Sansanの「Smart エントリー by Eight オンライン名刺」を活用した登録も可能だ。事前登録の手順は、本記事の末尾であらためて紹介する。

 プレイベントの第2弾として、9月16日には「5G」をテーマにしたセッションが開催されるほか、第3弾は9月24日に「モビリティ」をテーマに、第4弾は9月30日に「スーパーシティ/スマートシティ」をテーマに開催される。

 レイベントに関する情報は、動画でも紹介している。ナビゲーターは、フリーアナウンサーの榎戸教子氏で、今後、CEATEC 2021 ONLINEに関する情報を更新し、随時ナビゲートしていくという。

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「CEATEC 2021 ONLINE CONFERENCE のご紹介(プレイベント/カーボンニュートラル)」(CEATECのYouTubeチャンネルより)

プレイベントのテーマは10月19日からのメインイベントともリンク

 なお、CEATEC 2021 ONLINEでは、10月15日にオープニングイベントを開催し、10月18日には、報道関係者を対象にしたメディアデーを開催。10月19日~22日にメインイベントを開催する。さらに、11月末までアフターイベントの開催や、アーカイブでの参加も可能にしている。

 CEATEC エグゼクティブプロデューサーの鹿野清氏は、「プレイベントで取り上げる4つのテーマは、メインイベントのカンファレンスでも重要なテーマと位置づけている。来場者にとっては、事前に学習したり、準備をしたりするための場にもなると考えている」とコメントした。

 また同氏は「プレイベントに参加するためには、CEATEC 2021 ONLINEへの事前登録が必要だが、ここで一度登録すれば、オープニングイベント、メインイベントやアフターイベントにも参加できる」とし、早めの事前登録とプレイベントからの参加をアピールしている。

 昨年のCEATEC 2020 ONLINEでは、開催時間にあわせて登録が殺到し、オンライン会場に入れないという事態となったが、事前に登録をしておけばこうしたことも回避できそうだ。

 また、メインイベントの詳細などは今後発表されることになるが、事前登録をしておけば、これらの情報も入手できるようになる。

 9月9日に行われたプレイベントの第1弾では、午前10時から「Green by Digitalで実現する脱炭素社会~デジタルソリューションによる貢献」をテーマに、江崎浩氏(東京大学大学院情報理工学系研究科教授)、青木雅博氏(日立製作所 理事 未来投資本部デジタルグリッドプロジェクトプロジェクトリーダー)、政井竜太氏(竹中工務店情報エンジニアリング本部長)の3氏がパネルディスカッションを行った。モデレーターは松本真由美氏(東京大学教養学部環境エネルギー科学特別部門客員准教授/国際環境経済研究所 理事)が務めた。

 また、鳥飼高行氏(東芝エネルギーシステムズ技術企画部ゼネラルマネージャー)による「カーボンニュートラル社会実現への取り組み」、山口桂子氏(NEC サステナビリティ推進本部上席プロフェッショナル)による「デジタルが拓くカーボンニュートラル社会」、栗原達司氏(セコム 取締役 総務人事本部長/サステナビリティ推進室長)による「カーボンニュートラルに向けた取り組み」、河原圭氏(経済産業省産業技術環境局環境政策課エネルギー・環境イノベーション戦略室長)による「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」と、以上4つの講演も行われた。

 第2弾以降のプレイベントやオープニングイベントの内容は、ウェブサイトの「CONFETENCE」ページで見ることが可能だ。内容は随時アップデートされている。

「CONFETENCE」ページのプレイベントセッショナビ

約200社の出展が決定、国内電機大手もそろい踏み

 CEATEC 2021 ONLINEの出展者も、ほぼ固まりつつある。

 現時点で約200社の出展が決定しているようたが、まだ出展を検討している企業もあり、最終的にはもう少し増加することになりそうだ。

 大手電機では、日立製作所、ソニーグループ、東芝、富士通、三菱電機、NEC、シャープの7社の出展が決定。パナソニックも出展を予定しており、今年は国内電機大手8社がすべて揃い踏みとなる。

 また、戸田建設や竹中工務店、三菱ふそうトラック・バスといった異業種からの出展や、大学や団体などの出展も相次いでいる。

 展示エリアは「企業エリア」「Society 5.0エリア」「Co-Creation PARK」の3つで構成される。

 企業エリアは、Society 5.0の実現に向けたあらゆるソリューションや製品全般、特定の分野や産業、マーケットを革新的に変革するソリューションや製品、Society 5.0の実現を支える電子部品や電子デバイス、ソフトウェアなどのテクノロジーを紹介。

 Society 5.0エリアでは、Society 5.0時代の新たな社会インフラとなる技術やサービス、企業、団体、自治体の取り組みを紹介。「カーボンニュートラル」、「スーパーシティ/スマートシティ」、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の3つのテーマのもとに、共創を加速する場を提供。業種や競合の壁を越えたエコシステムを、社会課題解決起点で構築していく内容になる。

 また、Co-Creation PARKは、2012年10月以降に設立した設立9年以下のスタートアップ企業や、研究成果の社会実装を目指す大学および教育機関が出展対象となる。出展者ごとにページ構成し、スタートアップ&ユニバーシティゾーンとして、それぞれの製品やソリューションを紹介。海外諸機関によるグローバルエリアも併設する。

 出展者の最新情報はウェブサイトの「Exhibition」ページで確認できる。

「Exhibition」ページの出展者リスト

CEATEC 2021 ONLINE事前登録の手順

 CEATEC 2021 ONLINEのウェブサイトで[入場登録/プレイベントはこちら]をクリックし、表示されたログインページで[アカウントを新規作成]をクリックすると、入場登録ページが表示される。

 メールアドレスで登録する場合は、メールアドレスを入力して[登録]をクリックするとパスワードの入力欄が表示されるので、続けてパスワードを入力し、再度[登録]をクリックする。

 すると「CEATEC 2021 ONLINE – メールアドレスの登録が完了しました。」という件名のメールが届くので、案内に従って来場者登録フォームにアクセスし、必要事項を入力すると登録完了となる。

入場登録ページで、まずメールアドレスを入力。続けてパスワードも登録する

「CEATEC 2021 ONLINE – メールアドレスの登録が完了しました。」という件名のメールが届いたら、本文中のURLから来場者登録フォームにアクセスする

来場者登録フォームに必要事項を入力する。

来場者登録フォームの最後にある「CEATEC公式メールマガジンの受信可否」を「受信可」にしておくと、来年以降のイベントの情報も得られる

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