カウカモ、定額「プリメイドリノベーション」開始–デザイン6種、費用わかりやすく

CNET Japan

 ツクルバが展開する中古住宅のマーケットプレイス「cowcamo(カウカモ)」は9月7日、6種のデザインから選べる定額パッケージリノベーション商品「プリメイドリノベーション」を開始すると発表した。デザインや設計期間が、フルリノベーションより半月~1カ月短縮できる。9月上旬から順次案内を開始する。


カウカモ初の定額パッケージリノベーション商品「プリメイドリノベーション」

 プリメイドリノベーションは、6種類のデザインの中から好みの1つを選び、オーダーメイドで間取りを決める2ステップで、リノベーションのプランが完了するというもの。cowcamoエージェントサービス事業部サービス戦略チームマネージャーの多久美聡氏は「フルリノベーションは設計に時間がかかり、3カ月から半年程度、物件のローンと賃貸の家賃の二重支払い期間が生じるケースもある。そうした負担を最小限に抑え、リノベーションを手軽に実現する選択肢の1つとして提供する」と説明する。


cowcamoエージェントサービス事業部サービス戦略チームマネージャーの多久美聡氏

 シンプル(税込価格:14万円/1平方メートル)、セレクション(ウッド、ニュアンス、ミクスチャー、シャープ)(同:16万円/1平方メートル)、アドバンス(同:20万円/1平方メートル)と3つの価格帯で6つのデザインを用意し、好みや予算に合わせてのセレクトが可能。デザインごとに平米単価が決まっており、物件起因で発生する工事には追加費用がかからない定額制料金設定で、追加料金は発生するがオプションもそろえる。「定額リノベーションを提供している会社はほかにもあるが、デザインの豊富さ、価格設定のわかりやすさを打ち出していきたい」(多久氏)と強みを話す。


デザインラインアップ

 カウカモでは、中古物件を購入し、オーダーメイドでリノベーションする「フルオーダーリノベーション」と、リノベーション済物件を購入後に棚をつけたり、床や壁紙を変更したりする「部分リノベーション」をすでに提供しており、今回のプリメイドリノベーションを加えることで、3つの選択肢を用意した。

 9月から本格展開する「cowcamo 自由が丘ショールーム」では、プリメイドリノベーションのデザインの1つアドバンスの内装を施し、素材や設備を見ながらリノベーションのイメージを膨らませられるスペース。完全予約制になるが、9月11、26日には「カウカモで選べるリノベ-ションの選択肢」などをテーマにしたセミナーも開催する。来店とオンライン参加の選択ができ、参加費は無料だ。

 カウカモは、中古住宅のマーケットプレイス。中古・リノベーション住宅との出会いから「買う・売る・つくる」まであらゆるニーズに応え、オンラインからオフラインまでシームレスに、一気通貫でサポートしている。

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