給食は「1人で黙って食べるもの」に? コロナで変わる子供の常識…母を驚かせた小2男子の一言

J-CASTニュース

   新型コロナウイルス感染拡大で大きく変容した生活様式をめぐる、ある親子の会話が注目を集めている。

   親子が交わしたのは、学校給食についての会話。コロナ禍の現在と、それ以前の給食風景の違いを母に教えられた子供が、「黙食しなくていいの?」と驚きを示した――という内容だ。


  • 2016年の給食(写真:つのだよしお/アフロ)

「切ないニューノーマル」

   話題となったのは、都内で2人の子供を育てる母親のツイートだ。親子で交わした会話だとして、2021年8月30日、

「小2に『コロナがなければ給食って4~5人で机をくっ付けてワイワイ喋りながら食べるんだよー!』と話したら目ん玉が飛び出るくらいびっくりして『黙食しなくていいの!?面白そう!』と言ってました」

と呟いた。続けて、「この異様が日常になってるのが怖い。自分が楽しかった学校の思い出はちょくちょく話していこっと」ともつづっている。

   この投稿は4万件以上のリツイート、24万5000件超の「いいね」が集まるなど大きく注目され、ツイッターでは、

「今は保育園でもそうです」
「予想はしていたが実際に話を聞くと悲しくなる事態」
「切ないニューノーマル」

と、コロナ禍の学校生活を送る子供たちに同情するような反応が多く寄せられている。

   J-CASTニュースは9月2日、このツイートを投稿した恵さん(30代、仮名)にコロナ禍の学校生活の実態を聞いた。恵さんは8歳と5歳の息子を持つ。 話題となったツイートの会話は、小学2年生の長男と交わしたものだ。

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