高尾山口、つくば、花巻の3カ所にワーケーション施設オープン、ライフルが運営する「LivingAnywhere Commons」の新拠点 

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 株式会社LIFULL(ライフル)が運営するワーケーション施設およびコミュニティサービス「LivingAnywhere Commons」は、東京都の高尾、茨城県のつくば、岩手県の花巻の3カ所に新たな拠点をオープンした。

 LivingAnywhere Commonsは、共用の生活拠点であるシェアハウスと、コワーキングスペースの特徴をあわせ持つ「コリビングサービス」をうたい、自宅やオフィスなどの場所に縛られないライフスタイルを実践することを目的としている。2019年8月に静岡県の伊豆下田、福島県の会津磐梯の2拠点からスタートし、新規オープンの3拠点を含めて全国に20の拠点を展開。各拠点では電源やWi-Fiを完備したワークスペースと、長期滞在を可能にしたレジデンススペースなどが提供されている。

 利用にはメンバー登録が必要。費用の支払いは、1回利用の「都度払い」(6600円)、月額固定の「定額払い」(2万7500円)のほか、1回ごとに割安に利用できる「回数券払い」(5回分2万7500円など)が選べる。

つくば:築150年の古民家を改造した施設

拠点の外観

庭園

 つくばの拠点は、築150年の古民家を改造したドミトリータイプのワーケーション施設となっている。つくばエクスプレスのつくば駅から車で10分ほどの位置にあり、秋葉原から90分でアクセス可能だという。

 屋根裏部屋がワークスペースに改装されており、Wi-Fiや電源のほか、ソファスペース、ハンモックなどの設備を提供。ミーティングスペースも設置されている。

屋根裏部屋のワークスペース

ミーティングスペース

花巻:交通の要所に設けられたゲストハウス

拠点の外観

 花巻の拠点は、元旅館の建物をリノベーションして作られたゲストハウス「meinn」と提携。JR花巻駅から徒歩8分で、花巻は空港や三陸に向かう高速道路があり、東北新幹線の新花巻駅もある交通のハブ。そこに、交流や共創のハブともなることを目指して設けられた。

 リビングエリアにはブックカフェを併設。自由に手に取って読むことができる。壁は盛岡出身のアーティストが描いた壁画で彩られている。

リビングエリア

 カフェ&バーでは、地元野菜を使った惣菜と、地酒やカクテルを提供している。

 宿泊場所はボックス式2段ベッド型の混合ドミトリーになっている。セミダブルの広さでコンセントと照明が付いている。

混合ドミトリー

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