ここのところ、よくインスタントコーヒーを飲んでいる。毎日4,5杯は飲んでいるだろうか。
よく飲んでいる割にはいい加減に入れているので、どうすべきなのか改めて考えてみたい。
そういう素直な記事です。
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ふだんの作り方は「さじ加減」以下
最近インスタントコーヒーをガブガブ飲んでいる。のだが、入れ方は極めて適当だ。
インスタントコーヒーの入れ方、以下のようにいい加減な人も多いのではないだろうか。
コーヒーの粉の量も感覚に頼っているし、お湯の量もポットのボタンを押すタイミング次第だ。スプーンを使って測れば文字通り「さじ加減」と言えそうだが、それ以下である。
だから常々味の濃さが毎回違うような気がしているのだ。今日は粉の量もお湯の量もきちんと測って適度な味を探したい。
これがオフィシャル通りのコーヒーの量だ!
とりあえず瓶のラベルに書かれている通りのオフィシャルの入れ方に沿ってコーヒーを作ってみようか。これがこの記事の肝になる。
スプーン1杯と2杯だとだいぶ違いがありそう……と思ったので、はかりを使って2gを量る。このはかりの最小単位が1gなので、あやふやなところもあるが。
このティースプーンだかコーヒースプーンだかわからないスプーン(ティースプーンはコーヒースプーンより一回り大きいらしい。が、家にこのスプーンと比較するスプーンがない)によると、山盛り一杯で約2gだということがわかった。
つねづねインスタントコーヒーの瓶にはオフィシャルの量が書いてあるなと思って数年経ったのだが、このくらいだったのか……と感慨深いものがある。
さて毎回スプーンではかるのも面倒なので(面倒くさがり)、サイズの違うカップに入れてみてそれぞれどんな量に見えるか確認しておきたい。
カップに入れたらどのくらいの量に見えるだろうか。2gのインスタントコーヒーを入れてみる。
コーヒーカップとマグカップを比較すると、マグカップの方は底が見えますな。
それぞれカップで容積がちがうので、この140mlのお湯も具合が違ってくるだろう。入れてみた。
きちんと粉の量とお湯の量を測ってインスタントコーヒーを入れる。インスタントコーヒーにおける整体みたいなものである。
コーヒーカップは1杯分になったのに対して、マグカップにはだいぶ余裕があった。なるほどな~。
(ただただ当たり前のことをやっているだけな気がしてきたが、ぼくと同じくオフィシャルの入れ方がどうなのか気になってるけどやってない人がいるだろうから、そういう人に向けて続けることにする。)
とりあえず飲んでみよう。
けっこう濃いぞ…?
いつも飲んでいるコーヒーより濃い味がした。おれはずっと間違っていたのだ! 舌が貧乏性なのかと思ってすこしショックである。
ところでマグカップにはまだ余裕があるので、いっぱいになるまで入れたらどうなるだろう。
マグカップ(中)はコーヒーカップの2倍、マグカップ(大)はコーヒーカップの3倍と考えて、その分のコーヒーの粉を入れた。
さっそく飲んでみよう。
なるほど。やはり濃い。ガブガブ飲むには濃いのだ。舌が貧しいのかと思ってショックを受けている場合ではなかった。好みに合わせて、もうちょっと薄くしてみよう。
マグカップ(中)はオフィシャルでは4g入れていたので、1/4カットして3gにしてみた。
すると……、
はじめに目分量でいれたのと同じ量になった。2gより多い、4より少ない。目分量で3gをはじき出していたのだ。
おれは間違っていなかったのだ!!
一周して当たり前のところに辿り着いてしまった。オフィシャルは濃い、ぼくは薄いのが好き。そういうことだ。伊達に1日4,5杯飲んでいるわけじゃなかったのだ。たんなる目分量もいい線いっていたのである。
オフィシャルの濃さにはオフィシャルならではの重みを感じつつ、自分は自分の道を歩んでいきたいという思いだ。