ありとあらゆる色の色鉛筆が売られている「色鉛筆専門店」がイランのバザールの一角にある

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イランのテヘランに、ありとあらゆる色鉛筆を販売している色鉛筆専門店が存在します。モハメド・ラフィさんが経営する色鉛筆専門店「メダッド・ラフィ」を、イランの写真家であるAli Haddadi Asl氏らが紹介しています。

دنیای رنگی «دکتر مداد» | ایران آنلاین
https://www.ion.ir/news/661943/%D8%A8%D8%A7%D8%B2%D8%A7%D8%B1-%D9%84%D9%88%D8%A7%D8%B2%D9%85-%D8%A7%D9%84%D8%AA%D8%AD%D8%B1%DB%8C%D8%B1-%D8%AA%D9%87%D8%B1%D8%A7%D9%86

خبرگزاری آنا – دنیای مداد رنگی
https://www.ana.press/photo/548339/%D8%AF%D9%86%DB%8C%D8%A7%DB%8C-%D9%85%D8%AF%D8%A7%D8%AF-%D8%B1%D9%86%DA%AF%DB%8C

ラフィさんが経営する色鉛筆専門店の場所はココ。テヘランの2つのモスクの間に位置するバザールの一角に居を構えています。

この人が店長のラフィさん。


ラフィさんは子どもの頃から絵を描くこととカラフルな世界が大好きで、もともと色鉛筆を製造する会社で働いていたとのこと。


ラフィさんは「色を組み合わせることでどれほど美しい色が生み出されるのか、生み出された全ての色に対応する色鉛筆があればどれほど素晴らしいかを想像し、愛情と情熱を込めて仕事に励んでいました」と話します。


そして、1990年頃にメダッド・ラフィを開店。以後30年にわたり色鉛筆だけを取り扱ってきているとのこと。


ラフィさんは「多くの子どもたちは、筆箱からお気に入りの1本がなくなってしまうと筆箱に興味を示さなくなってしまいます。しかし、私はここで子どもたちのお気に入りと同じ色鉛筆を与えることで、子どもたちのカラフルな世界が台無しになってしまうことを防ぐことができます。ここで色鉛筆を見る人たちの情熱と笑顔は私にとって価値のあるものです」と話します。


ある日、ラフィさんが毎週のように安い色鉛筆を買っていく男性に対し購入理由を尋ねたところ、男性は「息子を絵画教室に通わせるお金がなく、ラフィさんの店で買った色鉛筆を使わせています。私と妻の絵の才能を受け継いだ息子は優れた画家になると感じています」と話し、男性は黒鉛筆で1分もかからないうちにラフィさんの顔を描き上げたとのこと。


ラフィさんは「私はその男性に、子どもの芸術を育てるために色鉛筆を提供し続けることを約束しました」「絵画は周囲に認識され、育てられなければならない芸術です」と話しました。


なお、YouTubeにはラフィさんへのインタビューが公開されています。

Iran Colourful Pencils shop, Mr. Mohammad Rafieh, Tehran traditional market فروشگاه مداد رنگي بازار – YouTube
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