アートで記憶や感情と共鳴する“百人百様”の没入型絵巻体験!「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」

「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」を2025年1月11日(土)〜2025年3月30日(日)まで、京都市京セラ美術館(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)にて開催する。本展は蜷川実花さんおよび各分野のスペシャリストによるクリエイティブチームEiM(エイム)として挑む展覧会で、蜷川実花さんが作品づくりを手掛ける展覧会としては、関西で過去最大の個展となる。

■ぜひ沢山の人にみていただきたい
今回の展覧会制作にあたり、京都国際観光大使を務めたこともある蜷川実花さんとEiMは何度も京都に足を運んだとのこと。開幕前日には蜷川実花さんらが登壇する記者発表会を実施し、蜷川実花さんは「京都を歩いた際、異界につながる穴があるような感覚を抱き、そういった京都の街並みからインスピレーションを受け作品作りを行った。現実とそうでないもの、生と死、光と影などの相対するものの境界線を感じていただけるような展覧会になっている。約4000本の彼岸花からなる作品や10万個に及ぶクリスタルを手仕事で紡いだ作品など、スケール感のある作品が集結しており、京都市京セラ美術館でしか体験できない展覧会になっているので、ぜひ沢山の人にみていただきたい。」と本展に対しての想いをコメントした。

©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

本展の共同キュレーターでもありクリエイティブチームEiMのエグゼクティブプロデューサーでもある宮田裕章氏は「歴史とのつながりを感じる京都という街をモチーフに、“異界巡り”を軸にして作品作りを行った。境界を巡る体験の中で、人と人、人と世界のつながりを内省的に見つめていただき、来場者の方々が未来に向かっていく旅の何か役に立てていただければと思う。」と述べ、同じく共同キュレーターの京都市京セラ美術館事業企画推進室ゼネラルマネージャー高橋信也氏は「蜷川実花さんは近年では毎年のように大規模な展覧会を手掛けられており、それらは相反するものの境界線がテーマになっている。一方で、1つ1つが全く異なった展覧会内容になっており、毎回アーティストとしての作風がアップデートされている。今回の展覧会もここ京都市京セラ美術館でしか見られない展覧会になっている。」と述べた。

©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

コラボグッズの販売
また、会場内特設グッズショップにて、プチバッグや生八つ橋などの京都のメーカーとのコラボ商品や、会場でしか手に入らないオリジナルアイテムなど、グッズの販売を複数開始した。蜷川実花作品の世界観を楽しめるグッズを多数取り揃えている。『展覧会での体験の余韻をぜひお家でもお楽しみください。』

■京都メーカーとのコラボ商品
※会期中このほかにも複数の京都メーカーコラボ商品が会場に登場する。

・BUNZABURO プチバッグ 3種 各12,100円(税込)
伝統的な絞り染めの魅力を活かしたプロダクトを発信する、大正4年創業の片山文三郎商店とのコラボバッグ。作品がプリントされた大きな生地から切り出して仕立てられており、切り出す位置によりバッグの絵柄や色合いに個体差が生まれる。

・聖護院 生八ツ橋 10個入り(ニッキ・抹茶 各5個)1,080円(税込)
元禄2年(1689 年)から300 年以上続く京都の八ッ橋の老舗「聖護院八ッ橋総本店」の昔から変わらない伝統の京銘菓「生八ツ橋」。地元の人はもちろん、観光客にも愛される、京都のお土産として欠かせない一品が展覧会オリジナルパッケージで登場する。

■グッズ
・サーモボトル 容量300ml 3種 各5,940円(税込)
真空二重構造で高い保温・保冷効果があるステンレスボトル。ボディに全面に作品がプリントされた、華やかで持ち運びやすい普段使いに便利なアイテムだ。

サーモボトル

・歯ブラシ 3種 各880円(税込)
クリアなボディに作品が鮮やかにプリントされたポップな歯ブラシ。毎日の歯磨きが楽しくなるアイテム。

歯ブラシ

・MIKA NINAGAWA チョコクランチ 9個入り 2,808円(税込)
展覧会キービジュアルを全面に配した缶に入ったチョコクランチ。可愛くて美味しい、お土産にもぴったりの一品だ。

MIKA NINAGAWA チョコクランチ

・KIMOKUMA 3Dキーホルダー【Pink】【Green】各3,740円(税込)
蜷川実花の作品をモチーフにしたKIMOKUMAがキーホルダーに。透明感×極彩色に加え、10cmのBIGサイズで存在感たっぷり。

KIMOKUMA 3Dキーホルダー

クリエイティブチームEiM
写真家・映画監督の蜷川実花と、データサイエンティストの宮⽥裕章、セットデザイナーのENZO、クリエイティブディレクターの桑名功、照明監督の上野甲子朗らで結成されたクリエイティブチーム。プロジェクトごとに多様なチームを編成しながら活動する。

主な作品発表に、「胡蝶の旅 Embracing Lights」(安⽐Art Project、2022年)、蜷川実花「残照 / Eternity in a Moment」(⼩⼭登美夫ギャラリー前橋、2023年)、「蜷川実花展 Eternity in a Moment 輝きの中の永遠」(TOKYO NODE、2023年-2024年)、「「蜷川実花展 with EiM:儚くも煌めく境界」(弘前れんが倉庫美術館2024年)、「深淵に宿る彼岸の夢」(森の芸術祭 晴れの国・岡山 満奇洞 2024年)など。

<展覧会概要>
会期: 2025年1月11日(土)〜2025年3月30日(日)
開館時間:10:00〜18:00(最終入場は17:30まで)
休館日:月曜日※祝・休日の場合は開館
会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)
主催:蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影 実行委員会
協賛:大成建設 ガトーフェスタ ハラダ  協力:LEDTOKYO株式会社 荻野いづみ
公式サイト:https://ninagawa-eim2025kyoto.jp/

チケット
前売りチケットの販売中。チケット販売の詳細は、公式サイト(https://ninagawa-eim2025kyoto.jp/)を参照のこと。
*団体割引料金(団体は20名以上前売り料金)
*障がい者手帳等:本人及び介護者1名無料
*未就学児のお子様は無料、保護者(中学生以上)の同伴が必要

「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」

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EiM(エイム)
美術出版社
2024-07-16



蜷川 実花
講談社
2008-10-28



河出書房新社
2022-06-24