インターネット広告業界団体のInteractive Advertising Bureau(IAB)は、米国のポッドキャスト広告市場に関する調査結果を発表した(その1、その2)。2022年のポッドキャスト広告売上高は、18億ドル(約2422億円)で、前年に比べ26%増だった。
ポッドキャスト広告の市場規模は、以前から急拡大が続いている。成長ペースは各種デジタル広告のなかでもトップクラスで、デジタル広告平均の2倍を超えるハイペースだという。そして、2025年には40億ドル(約5382億円)規模になると見込む。
分野別の売上高は、スポーツ(全体の15%)、社会&文化(同14%)、コメディ(同14%)の占める割合が多かった。これに、ニュース&政治(12%)が続く。
また、広告の対象者が比較的少ない意見広告や教育、リフォームといった分野でもポッドキャストは利用しやすいそうで、これらが全体の28%を占めた。