「YouTube」は米国時間4月18日、摂食障害および摂食障害に関連し得る行動を助長するコンテンツの制限を強化する目的で、コミュニティーガイドラインの違反となる範囲を拡大すると発表した。
提供:James Martin/CNET
YouTube Healthの責任者Garth Graham氏はブログ記事で、YouTubeではすでに摂食障害を「美化または助長」するコンテンツを禁じるコミュニティーガイドラインを設けていると述べた。しかし、摂食障害を発症するリスクのある視聴者を刺激するような「真似しやすい」行動を取り上げたコンテンツについても、これを禁止するためのガイドラインを数週間以内に追加する予定だという。
ソーシャルメディアで視聴者が触れるコンテンツは、摂食障害を引き起こす文化的または社会的要因になる可能性があり、とりわけ児童や10代の若者に影響が大きい。YouTubeは、全米摂食障害協会(NEDA)やアルゼンチンに拠点を置く過食症・拒食症対策協会(ALUBA)などの専門機関と協力して、新たなガイドラインを策定したという。健康に関する外部の専門家らによる助言を得て、摂食障害の真似につながると見なされるコンテンツを判断し、削除するとしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。