日本の「独身中年男性」が狂ってしまうのは必然か?

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「独身中年男性、狂ってきたので今のうちに書き残しておく」という35歳独身男性の匿名ブログが、全国の独身中年男性の共感を呼んでいます。

独身中年男性、狂ってきたので今のうちに書き残しておく はてな匿名ダイアリー

独身中年は狂う説、少し前まで自分には関係無いと思っていた。
ところが自分にもその波が来てしまった。もう全てが手遅れだが、正気と体力が残っているうちに書き残す。
せめて同じ轍を踏む人が一人でも減ることを祈る。

しかし、これを独身中年男性に一般化していいのかという意見も多く見られ、議論を呼んでいます。

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独身中年男性だと、週末に一言も声を発さないことはザラにあります。

独身中年男性の問題というより、うつ病や適応障害の症状と近くて健康が心配になるという指摘も。

やっぱり健康に問題があるので病院に行ったほうがいいのではというアドバイスも多く見られます。

30代で気づけてまだよかったと励ます声も。

独身中年男性でも、人生を満喫できれば最高ではないかという前向きな意見もあります。

ただし、独身中年男性への世間の風当たりも強いようです。

独身中年男性の穏やかな生活のコツはとにかく夜考えすぎないことらしいです。

独身中年女性も増えているのではという指摘もあります。

「税金は上がり続ける。物価も上がり続ける。一人で住む家が欲しかったが、ここ10年ぐらいで価格が上がり過ぎてどうにもならない」という中年独身男性の悲痛な叫びは、実は日本社会でいちばんスルーされやすいのかもしれません。