逆転優勝を狙うロッテで、ファンの気がかりは「退団騒動」の渦中にあるレオネス・マーティンの去就だ。
マーティンは19年からロッテでプレーし、走攻守3拍子揃ったプレースタイルでチームに貢献。昨季は打率.233、27本塁打、75打点をマークした。だが、2年契約最終年の今季は開幕から打撃の状態が上がらず、68試合で打率.163、9本塁打、25打点。8月24日に登録抹消されていた。
SNSに「退団示唆」投稿
同月28日に家族の健康状態が思わしくないため、米国に一時帰国することが球団から発表されたとメディアが一斉に報じたが、翌29日にマーティンが自身のツイッターを更新した。
「4年間プレーする機会を与えてくれたロッテに感謝したい。チームメートと共にたくさんのロッテファンの前でプレーできたことは信じられない経験でした。個人的な事情で帰国しなければならなくなり、今後のことは分かりません」
と英語で綴った。
チームの退団を示唆するような内容の投稿にネットで憶測が広がった。
ロッテファンからは「これでお別れは寂しすぎる。来年もプレーしてほしい」「マーティンにどれだけ助けられてきたか。年俸は下がるけど球団は残留交渉すべきでは」といった書き込みも出た。