2段階認証の標準化により、対象ユーザーにおいてアカウントの乗っ取り被害が約5割減少したことをGoogleが同社ブログで明らかにした。
Googleは2021年、パスワードにアプリやセキュリティキーを組み合わせて認証を行う2段階認証プロセスを標準で有効化することを発表。全世界1億5000万人以上のユーザーがこの2段階認証に自動登録され、その結果として、これらユーザーにおいては侵入されたアカウントの数が50%減少したという。50%という値が多いのか少ないのかはあまりピンと来ず、まだ取り組み半ばという印象がなくはないが、同社では「データと個人情報を保護するうえで、第2の形式の認証がどれほど効果的であるかを示しています」とコメントするとともに、さらなる安全化のために今後も取り組みを行っていくとしている。